軽自動車は疲れやすい!やスポーツカーに乗るとアドレナリンが分泌されて、疲れにくい。など運転するクルマによって「疲れ方」が変わるとこれまで都市伝説のように言われてきた。
そこで、今回は村田製作所の「疲労ストレス計」を使用して軽自動車からミニバン、スポーツカーまで様々なボディタイプのクルマで高速道路を走行し、疲労やストレスがどれくらい変わるのかを計測していた。
果たして、軽自動車は疲れやすいというのは都市伝説なのかそれとも事実なのか。
文、写真/萩原文博、取材協力/村田製作所
【画像ギャラリー】疲労度チェックに使用した5台のクルマを画像で紹介(18枚)画像ギャラリー運転していて感じる疲れは脳の疲れによるもの
今回、計測に使用したのは村田製作所が販売している「疲労ストレス計 MF100」。この計測器は、電気的と光学的の2つの方法を使用したハイブリッドで、心拍と脈拍の揺らぎを測るというもの。
この揺らぎから自律神経の働きを解析することで、その人の疲れ具合を数値化するというものだ。人間すべての行動を司っているのは脳だが、1時間の有酸素運動程度では筋肉にダメージはないのに、疲れを感じる。それは脳が疲れているから。
この脳と繋がっているのが自律神経で、自律神経の働きとバランスを見ることで、その人が現在どのようなコンディションなのかを可視化することできるのが「疲労ストレス計 MF100」なのだ。
今回のテスト車両は軽自動車がスズキアルト、スポーツカーはスバルBRZのAT車、ミニバンは日産セレナ、SUVはマツダCX-5。そしてセダンはアウディA4の5台。それぞれの車種を簡単に紹介しておく。
軽自動車の代表はスズキアルト
現行型アルトは2021年に登場。「気軽に乗れる、スゴく使える、安心・安全な軽セダン」をコンセプトに開発された。デザインでは運転席前のAピラーを立てて、ルーフラインを真っ直ぐ伸ばし、リアハッチの傾斜も緩めたことで、室内の頭上空間に余裕が生まれた。さらにガラス面積が拡大し、優れた視界を確保。これにより運転しやすさを実現している。
搭載しているエンジンは、最高出力49ps、最大トルク58Nmを発生する660cc直列3気筒DOHCエンジン+マイルドハイブリッドシステムと660cc直列3気筒DOHCエンジンの2種類。
全モデルに衝突被害軽減ブレーキをはじめとした運転支援システムを標準装備し、安全装備が向上している。
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