疲れていてもスポーツカーに乗ると元気になるというのは本当なの?

スポーツカーの代表はスバルBRZ

スバルBRZのフロントスタイル
スバルBRZのフロントスタイル

 スポーツカーは、2021年7月に登場したスバルBRZの6速AT車。搭載するエンジン排気量が2.4Lとなった水平対向4気筒自然吸気に合わせた、シャシーもスバルグローバルプラットフォームの開発から得たノウハウを取り入れ、さらにインナーフレーム構造や構造用接着剤などの採用によりボディを再構築。

 ボディ剛性を向上させ、エンジン出力や安全性の向上に伴う重量増を抑制すると同時に、前後左右重量の適正化やさらなる低重心化を実現し、運動性能を向上させている。

 また、6速AT車には運転支援機能の「アイサイト」を搭載。プリクラッシュブレーキや全車速追従機能付クルーズコントロールが、安心で快適なドライブをサポートしてくれる。

ミニバンの代表は日産セレナ

セレナXVエアロのフロントスタイル
セレナXVエアロのフロントスタイル

 ミニバンは、2021年11月に販売開始した日産セレナe-POWER XVエアロ。標準モデルのXVをベースに、エアロパーツを装着し3ナンバー化した特別仕様車。エアロパーツ装着に合わせて、外観の一部を変更することで、ワイド感と低重心を強調しながらも、ハイウェイスターほど押し出し感のないクリーンで洗練された存在感のモデル。

 専用装備として、外観は専用のフロントバンパー(ハロゲンフォグランプ標準装備)をはじめ、サイドシルプロテクター、リアエアロバンパー、LEDリアコンビネーションを標準装備。また、2LエンジンのSハイブリッド車の2WDは16インチアルミホイール、4WDとe-POWER 2WD車には専用の15インチアルミホイールを装備している。

 内装では抗菌加工を施した「XVエアロ」限定のシートを採用するとともに、内装色はシックなブラックで統一し、スポーティ感を演出している。

SUVは大幅改良したマツダCX-5

CX-5のフロントスタイル
CX-5のフロントスタイル

 SUVは2021年11月に大幅改良が加えられたマツダCX-5。外観デザインに加えて、アウトドアテイストを強調した新グレード「フィールドジャーニー」などの設定している。

 さらに、車両構造技術「スカイアクティブ・ビークル・アーキクチャー」の考え方を取り入れ、長時間運転しても疲労感の少ない運動性能を目指し、走行性能や快適性を向上させている。

 今回試乗したのは、2.2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載したXDエクスクルーシブモードの2WD車。

セダンはアウディA4で計測

アウディA4 35TDIアドバンスのフロントスタイル
アウディA4 35TDIアドバンスのフロントスタイル

 セダンは2021年1月にクリーンディーゼルを追加したアウディA4。2020年1O月のマイナーチェンジでは、外観を大幅に変更。ドアパネルに至るまで改良を加え、全モデルでブリスターフェンダーを備え全幅を5mm拡大するなど、フルモデルチェンジに匹敵する変更を実施。

 インテリアでは最新のインフォテインメントシステムMIB3を初採用、センタースクリーンはタッチパネル式となり操作性の向上を図るとともに、よりシンプルでクリーンなコックピットデザインとなった。

 試乗した35TDIアドバンスには、最高出力163ps、最大トルク380Nmを発生する2L直列4気筒ディーゼルターボ+7速Sトロニックというパワートレインを搭載。

 さらにベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)とリチウムイオンバッテリーを搭載する12V MHEV(マイルドハイブリッド)システムを備えており、エネルギー回生機能を高め、コースティング(惰性走行)時にエンジンを完全に停止するなどして、WLTCモードで17.1km/Lと優れた燃費性能を実現している。

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