日本で人気のSUVカローラクロスの全長は4490mm。全長4401mm~4500mmサイズのSUVは日本車だと少なく、日本で買えるこのサイズのSUVは14車種。そのうち3台が日本車で11台が輸入車である。
輸入車がメインとなるこのクラスで、自動車評論家5名におすすめTOP5を得点形式で決めてもらった。輸入車がメインのこのクラスで1位を獲得した車種とは? どんな理由で1位を決定したのか?
●日本で買える全長4401mm~4500mmのSUV(国産車&輸入車)
・トヨタ カローラクロス:4490×1825×1620mm
・レクサス UX/UX300e:4495×1840×1540mm
・スバル XV:4485×1800×1550mm
・ジープ コンパス:4420×1810×1640mm
・アウディ Q3:4490×1840×1610mm
・BMW X1:4455×1820×1610mm
・ベンツ EQA:4465×1835×1625mm
・ベンツ GLA:4430×1805×1505mm
・ジャガー Eペイス:4410×1900×1650mm
・プジョー 3008:4450×1840×1630mm
・シトロエン C5エアクロスSUV:4500×1850×1710mm
・DS4:4415×1830×1495mm
・ボルボ XC40:4425×1875×1660mm
・ボルボ C40:4440×1875×1595mm
※本稿は2022年5月のものです
文/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年6月26日号
■自動車評論家が1位を選んだクルマと理由は?
■国沢光宏さん、カローラクロスを1位、XVを2位にした理由は?
●国沢光宏の全長4401mm~4500mmのSUV ベスト5
1位:トヨタ カローラクロス
2位:スバル XV
3位:ボルボ XC40
4位:ジープ コンパス
5位:BMW X1
A. XVも素晴らしいコストパフォーマンスを持っているけれど、カローラクロスを見たらさらに「凄いね!」。自動ブレーキなどすべて標準装備しながら200万円を切ったグレードを出してきたことに驚く。
専用ボディにしたためクルマ全体の存在感も大きく、街中で出会うと迫力すら感じる。インプレッサのボディをそのまんま使うXVより魅力的です。フロントグリルが輸出仕様と同じなら一段とカッコよかったのに、と思う。
■鈴木直也さん、BMW X1を1位に選んだ理由は?
●鈴木直也の全長4401mm~4500mmのSUV ベスト5
1位:BMW X1
2位:トヨタ カローラクロス
3位:ボルボ XC40
4位:スバル XV
5位:シトロエン C5エアクロスSUV
A. 自分の好みを優先しちゃいました。BMW X1の価格は、FFの18iで481万円。カローラクロスやスバルXVに比べて200万円ほど高い。コスパでいえば、国産と競合するクルマとはいえない。
だけど、予算があるなら、輸入SUVで「乗ってみたい!」と思わせるナンバー1。FFベースに変わってもBMWらしいハンドリングは健在で、「駆け抜ける喜び」を重視する人にはなんともいえない魅力があるんですよ。
■片岡英明さん、ボルボXC40を1位にした理由は?
●片岡英明の全長4401mm~4500mmのSUV ベスト5
1位:ボルボ XC40
2位:スバル XV
3位:ベンツ EQA
4位:DS4
5位:トヨタ カローラクロス
A. わずか10cm全長が増えただけだが、ヨーロッパ勢が底力を見せつけた。ボルボXC40は強い存在感を放つオシャレなスタイリングに上質なインテリアが魅力だ。
メカニズムではドライバビリティのいいマイルドハイブリッドに加え、プラグインハイブリッドを600万円以下のリーズナブルな価格で売り出した。プラグインは3気筒エンジンでも上質ムードで、ジェントルな走りにも魅せられる。安全性能も一級の実力。
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