2022年7月15日に新型クラウンが発表となった。クロスオーバー、スポーツ、セダン、エステートの4形態のデビューとなった。度肝を抜かれた人も続出したことだろう。
そんな衝撃の新型車発表と同時にクロスオーバーのGRパーツリリース情報がトヨタカスタマイジング&ディベロップメントからリリースされた。速報でお届けしよう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタカスタマイジング&ディベロップメント
【画像ギャラリー】ひと目惚れご注意!! 空力バッチリGRパーツがマジでカッコいい(8枚)画像ギャラリー■エアロパーツをメインにクラウンをより精悍に
今回発表となったGRパーツは新型クラウンに対応するものだが、真っ先にデビューするとみられるクロスオーバーから設定が始まった。中心となるのがボディパーツの数々。
エアロパーツはフロントスポイラー、サイドスカート、リアバンパースポイラー、リアトランクスポイラーの4種類。4種類すべての塗装済みエアロパーツセットが32万4500円となる(それぞれ単品購入も可能)。
まだこのクルマをクラウンと呼ぶには新鮮すぎるボディデザインでドキドキしてしまうのだが、特にボディ下部の印象がスッキリした印象になり、よりスポーティーに変身することができるキットになりそうだ。
当然「GR」の名を冠するにはドレスアップ効果だけではなく、フロントスポイラーはサイドをフィン形状とすることで整流効果をあげていたりなど、その空力効果はお墨付きなのも嬉しい。
■ハンドリング向上に伝家の宝刀の「アレ」も登場
GRパーツはもちろんエアロパーツのみならず、トヨタ車のアクセサリーパーツでお馴染みの「パフォーマンスダンパー」も新型クラウンに設定される。
ヤマハ発動機が手掛けるパフォーマンスダンパーはハンドリング向上に効果があり、路面からの衝撃をいなすことですっきりとしたステアリングフィールへの変化なども期待されるものだ。
すでにトヨタ車では定評のあるパーツなので新型クラウンもワンランク上のハンドリングに変化するはずだ。しかも4万9500円と手の届く価格なのも嬉しいところ。
GRドアスタビライザーなどの「いつもの」GRパーツもしっかりとラインナップされているから、新型クラウンを購入する際はぜひ検討してみるのもいいかもしれない。
ここまで来るとクラウンでのモータースポーツ復帰など期待もかかるが、偶然にも新型クラウン発表会の質疑応答で注目の質疑応答があった。
「豊田社長は会見で”クラウンはトヨタで最初に国際的なモータースポーツ競技に参加した車両”と仰いました。この新型クラウンでモータースポーツに出場したり、GR仕様が出る可能性はありますか」という質問だ。
それに対して豊田章男社長が「クラウンはそういうクルマだとは考えていないし、当面そうした予定はありません」(もちろん今後の予定はまだ決まっていないようだが)と回答していた。予定はないが否定はしない。前例打破の豊田社長だけに期待してしまうのは無理もない?
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