レクサスインターナショナルは7月21日、レクサスISのハイパフォーマンスモデル、IS500F SPORT PERFORMANCE(IS500Fスポーツパフォーマンス)と500台の抽選販売となる特別仕様車、IS500F SPORT PERFORMANCE FIRST EDITION(IS500Fスポーツパフォーマンスファーストエディション)を発表した。
なお第一弾の販売となる、ファーストエディションの抽選の申し込みは、8月25日から9月15日まで販売店で受付。9月下旬より順次商談を開始するそうだ。また、IS500の通常モデルの販売に関しては、2022年冬以降に案内予定と発表された。
はたして、発表されたレクサスIS500Fスポーツはどんなモデルなのか、解説していきたい。
文/ベストカーweb編集部
写真/トヨタ
■481psの5L、V8と聞いただけで興奮してきた!
レクサスIS500Fスポーツは、2021年3月に北米で発売され、すでに北米では2022年モデルが発表されているが、今回ようやく日本でも発売することになった。待ってましたと待ち望んでいた人も多かったに違いない。
やはり、なんといってもIS500Fスポーツの魅力は、フロントフードに収められた2UR-GSE型5L、V8だろう。最高出力は481ps、最大トルクは535Nm(54.5kgm)と、この時代にあって大排気量のガソリンNAというだけでも昔からのクルマ好きはゾクゾクするほどの響きだ。
そして、わざわざこの5L、V8ユニットを収めるために、エンジンフードを通常のISよりも約50mmも盛り上げ、全長が50mm長くなっているのもポイントだ。まさにここまでして載せるか! である。
発表されたボディサイズは、全長4760×全幅1840×全高1430mmで、全長は50mm伸びているものの、全高や全幅、2800mmのホイールベースは通常のISと変わらない。初代レクサスIS Fのようにブリスターフェンダーではないのが残念だが、充分すぎるほどのモンスターセダンの雰囲気が備わっているのではないだろうか。
トランスミッションは、8速スポーツダイレクトシフトAT。サスペンションはアダプティブバリアブルサスペンションとトルセンLSDを装備するダイナミックハンドリングパッケージが標準。
エキゾーストシステムは、かつてのIS Fと同様、ハの字型にレイアウトされた左右2本ずつ4本出しで、ヤマハ製のリアパフォーマンスダンパー、356mmの2ピースアルミフロントブレーキローター、323mmのリアローターが奢られている。以下、IS350Fスポーツからの主な変更点は以下の通り。
■IS350“F SPORT”モデルからの主な変更点一覧(プロトタイプ)
●エクステリア
・エンジンフード意匠変更
・フロントフェンダーパネル意匠変更
・フロントバンパーガーニッシュ意匠変更
・リアバンパーガーニッシュ意匠変更
・4連エキゾーストマフラー
・専用アルミホイール新規設定
・専用ブラックキャリパー
・外板色追加設定(チタニウムカーバイドグレー)
・F SPORT Performance専用エンブレム(フロントフェンダー)
●インテリア
・8インチTFT液晶メーター専用オープニング
・スカッフプレート(フロント : “F SPORT Performance”専用ステンレス[“F SPORT”ロゴ])
・“F SPORT”専用ウルトラスエード(ブラック)/“F SPORT”専用L texスポーツシート(運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能付)
・“F SPORT”専用ウルトラスエード(ドアトリムアームレスト/メーターフード/フロントコンソール上部/ニーパッド[フロントコンソールサイド]/シフトノブ)
・“F SPORT”専用ウルトラスエード/“F SPORT”専用ディンプル本革ステアリング(パドルシフト付)
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