4ナンバーと言えば商用車だけど、荷室をユーティリティスペースとして活用した、レジャーにも使って楽しい新感覚の「4ナンバー軽自動車」がぞくぞく登場している!! 注目の3モデルを徹底チェックしたぞ!!
※本稿は2022年10月のものです
文/国沢光宏、ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部、撮影/池之平昌信
初出:『ベストカー』2022年10月26日号
■4ナンバー軽自動車がいま面白い!!
4ナンバーということで、乗用車ではなく「貨物車」。
車検は新車時も3年ではなく2年となるけれど、その後は乗用車と同じく2年ごとなので、そんなに気になることはない。
軽自動車税は自家用の場合、5ナンバー(乗用車)が1万800円なのに対し4ナンバーは5000円でほぼ半額。これは大きな差となる。
いろいろと細かい規定があるのだが、軽4ナンバーの場合、後席を収納した状態の床面積が0.6平方m以上でなければならない。
また、後席を起こした状態での荷室スペースが、後席スペースよりも広くなければならないといった規定もある。
このため、軽4ナンバー車は、後席が前方に配置されていることが多く、また、後席の座面も小さい。
現実的に後席の居住性を犠牲にしていることが多いので、後席を日常的に使う、ファミリーユースだったら、正直言って4ナンバー軽はオススメできない。
その一方、通常は最大でも2名で使うことが多く、ほとんどは自分一人でホビー活動でクルマを使う、なんて人には4ナンバー軽スーパーハイトは、かなり魅力的な存在となる。
先頃スズキから『スペーシアベース』が登場した。スペーシアをベースに、後部荷室を車中泊や移動オフィスなどに使うことを主に狙った、レジャー&ホビー仕様の4ナンバーだ。だが、このカテゴリーにはホンダの『N-VAN』、ダイハツの『アトレー』といった先駆者がいる。
ってことで、このちょっと魅力的なオシャレ系4ナンバー軽3モデルの使い勝手や走りの性能などを徹底チェックしていこう!! 遊びにも仕事にもメイッパイ力を入れて取り組む国沢光宏が斬る!!
(TEXT/編集部)
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