21日のイチロー選手引退、ご覧になってましたか。企画担当はBS日テレで会見を見させていただきました。最後まで鮮烈な印象でしたが、今年のプロ野球があれで全部持ってかれたような印象も正直否めません(まだ開幕もしていないのに)。
さて、そんなところで「もしあのメーカーがプロ野球球団だったら、あのクルマはどのポジションだ?」なんてことを考えてみました。
今回は永遠のライバル(といいつつ、スズキ・トヨタの協業検討なんてニュースも入ってきてたりしますが)スズキとダイハツでシュミレーション。名車もあれば珍車もあり、多くの特徴的なモデルを世に出し続けてきたスズキ、ダイハツの両メーカーだからこそ楽しめる企画。
やりだすと、意外とハマる!?
※本稿は2019年2月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年3月10号
1.センター
●スズキ スイフトスポーツ(2003年登場・現在は4代目)
「走攻守」三拍子揃った、とはまさにスイスポのようなクルマのためにある言葉じゃないだろうか。特に速さで魅せる現役(現行)モデルならこのクルマをおいてほかになし。海を渡ったばかりのイチロー選手になんとなく重なります(守備位置はちがいますけども)
●ダイハツ ストーリア(1998年登場・2004年現役引退)
車体サイズや排気量など、「世界最低燃費車」として名を馳せた名選手シャレードの後継者。「X4」はラリーでも活躍。2004年、双子のルーキーブーン(とトヨタのパッソ)のデビューの影で惜しまれつつ引退したが、ポテンシャルの高さを見てほしい!
2.ショート
●スズキ ワゴンR(1993年登場・現在は6代目)
守備範囲の広さ=広い購買層ですもの!
●ダイハツ ムーヴ(1995年・現在は6代目)
守備範囲の広さと堅実性(=安全性)で魅せるのがムーヴ。
3.ライト
●スズキ X-90(1995年10月登場・1997年12月現役引退)
太く短く、観客を楽しませる守備職人に脱帽です。
●ダイハツ ミゼット(1957年登場・1972年現役引退)
タイヤは3輪、打率は3割3分3厘。なんつって。
4.サード
●スズキ ハスラー(2014年登場)
永遠の花形、サードには、花だけじゃない、確かな実力がないと決して就くことのできないポジションだ。
●ダイハツ ムーヴキャンバス(2016年登場)
花形でもありチームを救う救世主でもあるサード。販売面でも親孝行を続けるムーヴキャンバスで決まり。
5.レフト
●スズキ カプチーノ(1991年登場・1998年引退)
フィールドにそよぐ風。今夜も鋭いレーザービームが轟くか!?
●ダイハツ コンパーノスパイダー(1965年登場・1968年引退)
1Lエンジン、最速145km/hの韋駄天。クールに魅せるぜ!
6.ファースト
●スズキ キザシ(2009年登場・2015年引退)
体がデカさ、威圧感も必要な守備位置・ファースト。警察車両にも採用されたキザシなら威圧感十分!?
●ダイハツ フェローバギィ(1970年登場・100試合(台)限定出場)
ベース際の土と砂なら任せてくれ。ファーストに求められる要素だ。
7.セカンド
●スズキ ツイン(2003年登場・2005年現役引退)
短命ながらも「可愛い+いぶし銀」で人々に愛された、記録よりも記憶に残る一台。、人乗りの小柄さハイブリッドな魅力が炸裂!
●ダイハツ ミライース(2011年登場)
軽量で、疲れ知らずの燃費のよさ。
8.キャッチャー
●スズキ SX4 Sクロス(2006年登場・現在は2代目)
グリルがキャッチャーマスクを彷彿。それだけの理由で選出。
●ダイハツ ロッキー(1990年登場、2002年海外にて現役引退)
本格的なラダーフレームでホームベースを守る、頼りになるヤツ。
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