2018年6月に登場した、現行スバル「フォレスター」は、剛性と強度に優れたSGP(スバルグローバルプラットフォーム)の採用や、安心感の高いシンメトリカルAWD、そして悪路にめっぽう強いX-MODEなど、最先端のスバル独自のメカニズムがぎっしりと詰まった、男前な骨太SUVだ。
とにかく耐久性が高いので、長く乗れる一台として、日本のみならず海外(ロシアやケニア等)で大人気となっており、中古フォレスターは、過走行車であっても高値で取引されている。スバルが誇る骨太SUVに一度は乗りたい!! という方に向け、賢い買い方、得する売り時についてご紹介しよう。
文:吉川賢一
写真:SUBARU
高いリセールを狙うならば、e-BOXERの「アドバンス」を選ぶべし!!
現行であるSK系フォレスターは、2.0L水平対向NA+モーター(e-BOXER)の「ツーリング」「Xブレイク」「アドバンス」と、1.8L水平対向ターボの「スポーツ」「STIスポーツ」(2022年8月追加)という5つのグレードをもち、駆動方式は全車AWD、トランスミッションはリニアトロニック(無段変速機)だ。車両税込価格は、e-BOXERが299~323万円、1.8ターボが335~363万円となっている(2023年4月中旬時点)。
デビュー当初は2.0Lと2.5Lの水平対向NAエンジンもあったが、2020年10月に、2.0LのNAはe-POXERに(SK9→SKE)、2.5L NAは1.8Lターボへ(SK9→SK5)それぞれ変更となっている。また、2021年8月のマイナーチェンジにおいて、ヘッドライト、グリル、バンパーデザイン、アルミホイールデザインを変更に加えて、アイサイト改良やオプションのルーフバーにシルバー加飾追加などが実施されている。
売れ筋グレードはe-BOXERの「アドバンス」だ。アドバンス専用の18インチアルミホイールや、高触感革ステアリングホイール、アルミパッド付スポーツペダル、本革シート(ナッパレザー)、運転席&助手席8ウェイパワーシート、インパネやセンタートレイ加飾のアルミ調&表皮巻(シルバーステッチ)、前後バンパーガード(シルバー加飾付)のほか、オプションで大型サンルーフ、ドライバーモニタリングシステム(ジェスチャーコントロール機能付)などが備わる豪華仕様であり、これを選んでおけば間違いはない。高いリセールを狙うためには人気グレードを選んでおくことは、クルマを購入する際には覚えておきたいこと。現行フォレスターならば、e-BOXERの「アドバンス」だ。
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