たった2日で完売! わずか10台限定の光岡ヒミコ2024年モデルはもう買えないのがホント残念!

たった2日で完売! わずか10台限定の光岡ヒミコ2024年モデルはもう買えないのがホント残念!

 光岡自動車が2023年7月29日より受注受付を開始した「Himiko」(ヒミコ)2024 年モデルだが、同月31日にわずか2日間で限定生産10台分が完売してしまった。どんなモデルだったのかを紹介しよう。

文/ベストカーWeb編集部、写真/光岡自動車

■価格は678万7000円も2日で完売!

光岡ヒミコ2024年モデル。678万7000円とベースのロードスターからはかなり高額な設定となっていたが、わずか2日間で完売に!
光岡ヒミコ2024年モデル。678万7000円とベースのロードスターからはかなり高額な設定となっていたが、わずか2日間で完売に!

 2代目ヒミコの2024 年モデルは、七宝焼グリルバッチやカラードアッパートリム(ボディ同色)など、発売以来人気の高かったメーカーオプションを標準装備としたほか、ヒミコのクラシカルな魅力を際立たせている。車両本体価格は678万7000円だった。

 そのため、これまで 3 種類あったグレード設定を 1 グレートに絞り込み、ボディカラーに新色4色を追加した全7色の展開。さらに、2024 年モデル専用のフロントフェンダーエンブレムや専用レザーシートを標準装備化。

ヒミコのリアビュー。スポーツカーの典型例となるロングノーズ&ショートデッキスタイルがしなやかなフォルムを形成する
ヒミコのリアビュー。スポーツカーの典型例となるロングノーズ&ショートデッキスタイルがしなやかなフォルムを形成する

 ヒミコのコンセプトは、ロングノーズ&ショートデッキで異彩を放つフォルム。力強く、しなやかなフェンダーラインに、燦然と輝く装飾美がユーザーの評価を得てきた。ベースとなったのはご存じ4代目ND型マツダロードスター。

 ボディサイズは全長4580×全幅1740×全高1235mm、ホイールベース2910mm。パワートレーンはマツダ製の1.5L直4DOHC(最高出力132ps/最大トルク15.5kgm)を搭載し、6ATを組み合わせる。駆動方式はロードスター同様にFRで、車重1190kgと比較的軽量なボディとなる。

 また、クラシカルな2シーター・オープンモデルであり、前後重量配分を見直して48:52という最適な「体幹」に鍛え直したボディがポイント。グランドエフェクトを考慮し、フロントアンダーカバーとフェンダーサイドパネル内部を翼断面形状とすることで高速域でのダウンフォースを発生させ、操縦安定性が飛躍的に向上させているという。

次ページは : ■現代のクルマにはないクラシカルな装いがヒミコの魅力だ!

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