光岡自動車が2023年1月19日に新型ビュートを2023年夏にも発売することを発表していたが、早くも続報が届いた。同年2月17日、光岡はその新型「Viewt story」の先行予約受付を開始したことを発表した。速報でお届けしよう!
文/大音安弘、写真/光岡自動車、ベストカー編集部
■ついに歴代4代目のビュート、Viewt story誕生!
クラシカルなデザインのクルマを得意とする光岡は、近年ワイルドなSUVであるBuddy(バディ)などのヒットで、多くの消費者から注目を集めている。その人気車のひとつが、30年の歴史を持つコンパクトカー、Viewt(ビュート)だ。
光岡は2023年1月19日に3代目となる現行型の新車販売を終了し、年内に4代目となる新型Viewtを投入することを予告しており、その動向が注目されていた。そして、注目の新型の続報が舞い込んできたのだ。
2023年2月17日に光岡が出した発表によれば、同日より歴代4代目となる新型の予約受注を開始することを発表した。4代目の車名は、サブネームが与えられてViewt story(ビュート ストーリー)となる。
この新型車は、ぱっちりとした丸目ライトとハート形フロントグリルなどの歴代モデルで受け継いてきたレトロで愛らしいデザインを継承しつつ、最新の先進安全運転支援機能などの時代のニーズを取り入れた進化を図り、令和にふさわしいViewtに仕上げたという。その歴史を受け継ぎ、新たな物語を作り出すクルマという想いがサブネームには込められているようだ。
■今回からベースモデルがトヨタのヤリスに
Viewt storyは、5ドアハッチバック車となり、歴代モデル同様、丸みを帯びたスタイルを受け継いでいる。ベースとなるのはトヨタヤリス。筆者は、新型Viewtではベースのヤリスが持つ曲線を多用したデザインが似合うのではと予想していただけに、嬉しいニュースであった。
フロントマスクは、歴代モデルを彷彿されるフロントマスクとなっており、メッキバンパーをも継承。ボディサイドのキャラクターラインを強調するメッキモールや足元のスチールホイールとメッキセンターキャップのクラシカルなホイールも受け継いでいる。
新型では、ベース車同様にハッチバック仕様となるが、丸目テールランプ、メッキバンパーに内蔵されるウィンカーとバックランプのユニットなど、全面的に専用化することで、シャープでスポーティなヤリス色が取り払われ、しっかりとViewtの世界観に収まっているのはみごとだ。
コメント
コメントの使い方アメリカンテイストばかりにせずにビュートを残したのは英断。
駐車支援や死角支援などが随一に揃った5ナンバー車を、モダンでありクラシックなデザインで乗れる贅沢。先代以上に他にない特徴を持った車になりますね