ロータリーが10年ぶりに復活!! マツダが魂込めたMX-30PHEVは新生ロータリーでどう生きる

ロータリーが10年ぶりに復活!! マツダが魂込めたMX-30PHEVは新生ロータリーでどう生きる

 マツダ MX-30にプラグインハイブリッドモデル(MX-30 ロータリーEV)が追加された。最大のトピックはマツダが世界に誇るロータリーエンジンが発電してくれること。そして電気だけで約107kmも走行できるなど、かなりEVに近い仕様に。価格は423.5万円~で発売は2023年11月の予定。

文:ベストカーWeb編集部/写真:マツダ

■普段はほぼEVに!? 長距離も安心のPHEV

発売中のマイルドハイブリッドやEVモデルと大きな差はなく、あくまで追加グレードという位置付け
発売中のマイルドハイブリッドやEVモデルと大きな差はなく、あくまで追加グレードという位置付け

 今回はロータリーエンジンの復活とはいえ、こちらは発電のみに使用。リアルタイムに充電された電力で走行するというイメージだ。

 17.8kWhというコンパクトボディのMX-30にとってはかなり巨大なバッテリーを搭載し、電気だけで約107kmの走行が可能。

 そしてガソリンタンクは50Lと大容量となり、公にはなっていないが、フル充電満タン状態だと800km程度の走行が可能なのは嬉しいポイント。

 走行モードはノーマルとチャージ、そしてEVの3種となり、シフト近くのスイッチで随時変更が可能となっている。

■アウトドアもピッタリ!! わずかな違いが通好み

ボディ両サイドにロータリーエンブレムを装備。新しくロータリーカラーとしてオレンジが採用され、リアエンブレムにも同じ色が!!
ボディ両サイドにロータリーエンブレムを装備。新しくロータリーカラーとしてオレンジが採用され、リアエンブレムにも同じ色が!!

 プラグインハイブリッドモデルのなかには急速充電機能を持たないモデルも多々あるが、MX-30は普通充電に加えてどちらも標準装備。

 これによりV2HやV2Lといった災害時やアウトドアシーンにおいてクルマが給電してくれる機能も。

 ロータリーエンジンが採用されたとはいえ、規範のマイルドハイブリッドやEVモデルと内外装の違いはほぼなし。ボディサイドにロータリーマークがつくのと、リアにe-スカイアクティブR-EVの専用ロゴが入る程度となっている。

 駆動には直接関与しないとはいえ、ロータリーエンジンが復活したのは嬉しいこと。価格も423万5000円~491万7000円とEVモデルと比べても約30万円安い価格は超チャレンジング。マツダファンのみならず、ぜひご検討を!!!!

【画像ギャラリー】久々のロータリーはコレ!! MX-30ロータリーEVの全貌を写真で(13枚)画像ギャラリー

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