小さな高級車ともいえるレクサスLBXがついに発売。なによりもうれしいのは500万円を切る「手頃なレクサス」であることだが、他にも新たに判明した情報がある。早速紹介しよう!
文/ベストカーWeb編集部、写真/レクサス
■価格は十分手が届く460万円スタート!
まずはなんといっても明らかになった価格だ。レクサスLBXは、「cool(クール)」と「Relax(リラックス)」「Bespoke Build(ビスポークビルド)という3つのグレードでスタートするが(※後述)、クール、リラックスの価格はともに、FFが460万円、4WDが486万円となる。
ビスポークビルドは、内装に33万通りともいわれるオーダーメイドシステムを採用しているため、FFで550万円、4WDが576万円とお高め。しかし当初は100台の抽選販売となるから、確実に早期納車を狙うならクールとリラックスの2択となるだろう。
クール/リラックスの460万円~という値付けだが、レクサスSUVのエントリーモデルであるUX(400万3000~553万3000円)よりは高い。
とはいえUXは2023年12月でガソリン仕様のUX200が生産終了となるため、最安モデルはUX250hのベースグレードの435万9000円となる。価格帯はだいぶ接近するといえるだろう。
■5つあるはずの「世界観」。まずは2つだけを公開!
LBXは6月の情報解禁時に「多くのお客様のライフスタイルや好みにマッチする5つの世界観」を提案するとしていた。
具体的には「Cool」「Relax」に加えて「Elegant(エレガント)」「Active(アクティブ)」「Urban(アーバン)」という5つなのだが、今回発表されたのは前述したとおり「クール」「リラックス」のみで、残り3つは後発となる。
これは立ち上げ時の生産バリエーションを絞り込むことで生産ペースを上げ、まずは多くの希望者に車両を届けようという配慮だと予想する。オーダーメイドのビスポークビルドを当初は100台の抽選制とするのも同じ理由だろう。
■オートサロンで「アクティブ」がデビュー?
上段で「当初デビューする世界観は2つだけ」と書いたが、落胆する必要はない。レクサスは今日、次のように発表している。
「24年1月に開催される東京オートサロン2024では、お客様の多様なライフスタイルにマッチする新型『LBX』の新しい世界観の1つとして、運転を楽しみ、非日常の高揚感を味わえるパワートレーンを強化したパフォーマンスモデルを出展予定です」
これは前述した世界観の中の「アクティブ」と断定して間違いないだろう。レクサス自身がパワーアップをアナウンスしているのは非常に楽しみだ。
発表時点でのLBXのパワートレーンは、1.5L直3エンジン+モーターというハイブリッドで、システム出力は100kW(136ps)。
いっぽうオートサロンで登場するアクティブは、モーターの制御ソフトを変更し、システム出力を高めてくるのではないかと予想する。オートサロンに出かける楽しみが、ひとつ増えそうだ。
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