発売まで秒読み状態のスズキ 新型スイフト。今後追加される可能性もあるが、まずは3グレード構成。基本マイルドハイブリッドだが、唯一ベースのXGのみガソリンモデルとなる。当然価格も最もお手頃で、入手した装備表を見る限り、ベースグレードで十分なのだ。騙されたと思ってご確認を。
文・写真:ベストカーWeb編集部
■ガソリンでも燃費イイぞ!! 先進安全装備は高級車並に
新型スイフトはエンジントランスミッションともに新開発となり、マイルドハイブリッドは24.5km/l.、ガソリンは23.4km/Lと大きな差はないというのが正直なところ。※どちらもWLTCモード燃費
そして今回電子パーキングブレーキがスイフト初採用となるのだが、これは最上級グレードのMZのみ標準装備となり、ほかは従来通りのレバー式となる。
とはいえ衝突被害軽減ブレーキや全車速追従式アダプティブクルーズコントロールも全車に備わる。
しかもACC作動中、カーブに差し掛かる直前に先行車の有無に関わらず車自身が減速してくれる機能まで。もはや高級車並みの装備なのだ。
レバー式パーキングブレーキのグレードでも全車速ACCに対応しているが、MZ以外はブレーキホールド機能が備わらず、数秒間は停止するタイプとなる。
まあこれで十分といえば十分でもあるといった具合だ。
■シンプル顔イイね!! 見た目もベースグレードがよくね!?
新型スイフトは全グレードでLEDヘッドライトとなり、外装の違いはグリルがメッキ処理されているか否か。
それとサイドスポイラーやホイールの違い程度といったイメージで、このあたりは納車後にカスタムして仕舞えばなんら問題ないようにも思える。
個人的な感想としてはメッキ処理されていないグリルをもつXGが1番スポーティと思っているほど、申し分ないのだ。
■内装装備は注意必要!! だけで全然アリよ
内装の違いはステアリングやシフトノブが本革巻きか否か程度であり、ステアリングチルトにテレスコピック機構まで備わるため、これも必要十分。
細かいながらXGは運転席アームレストが装備されておらず、こちらはオプションでつけたいところ。
今回メーカーオプションナビが9インチとなる。ハスラーから採用されている楽ナビベースの専用機だが、XGのみナビ機能が外されたディスプレイオーディオしか選べない設定となっている。
スマホ接続前提の機械だが、こちらも問題なし。
ご覧の通り、新型スイフト買うならこのXGは大いにアリなのだ。しかも安い!! そして貴重なピュアガソリンとくれば文句なし!! どうですか、みなさん!!!!
【画像ギャラリー】シフトまわりスッキリしすぎ!! 新型スイフトの内装を写真ですみずみ(7枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方国内仕様のスイフトにマニュアルエアコン復活ですか。どんなのか中身見てみたい。基本的な能力はマニュアルもオートも同じはずなので、使いやすければマニュアルエアコンで十分
テレスコピック全車標準は今回も大絶賛です。スズキが設定してくれたから他社が続いて常識になりつつあり功績は大。
一方、サイズが同じ現行スイフトは、ベースグレードに全方位モニターつけても159万円、スポーティ装備が揃った
RSを選んでも179万円からですから、かなり高額化した次期型は最廉価をお勧めするしかないのは分かるものの、
そこは自動車誌ならちゃんと比較しないとマズい部分だと思いますよ。
まだ正式発売前ですから、広報車などもないなかでここまで取り上げてくださる記事ライター様に感謝しましょうよ。発売まで秒読み、ということですから。
今のスイフトだと3cmでしたっけ、テレスコ動かせる範囲。身長低めの方はそれでもいいのかもしれませんが(シートをめいっぱい前に出すでしょうし)・・・
独、仏車は5cmくらい動かせるんですよね。個人的にはその方が合わせやすい。でもそれやるとコストかかるからだめなんでしょうな。