各紙報道によるとヤマハが新基準原付モデルを開発する方針のようだ。現在ヤマハの50cc原付モデルは、ギア以外はホンダ生産のOEMモデル。生産終了に備えてヤマハは独自の新基準原付をリリースするだろう。
ヤマハで最も安い125ccはジョグ125
2025年11月が適用期限の令和2年排ガス規制に50ccエンジンモデルが対応できないことから、100~125ccモデルに4kW(5.4PS)以下の出力制限をかけて「新基準原付」とする案を警察庁が認めた。今後期限までに制度改正やメーカーによる車両開発が行われる。
これを受けてヤマハは新基準原付の開発を進める模様。現在ヤマハの50ccモデルの主力はジョグとビーノだが、この2モデルは実は2018年からホンダが生産している。タクトやジョルノのプラットフォームを利用しており、生産終了後はこの提携が解消するだろう。
ヤマハは台湾やインドネシアなどに生産拠点を持っていることから、海外生産の125ccモデルを新原付に変更するのが合理的。最も可能性が高いと思われるのがジョグ125で、25万5200円の価格は国内の125ccモデルでは最も安い価格で販売されている。
ホンダでは新基準原付の最有力候補はディオ110(21万7800円)というウワサで、もし新原付ジョグ125が実現すると、かつてのライバル対決が再燃となる。ジョグ125は排気量に勝り、車重やシート高がディオ110よりも抑えられているので、価格次第では勝負になりそうだ。
ホンダ新原付の本命はディオ110!?
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新基準原付でもジョグ vs ディオに!? ヤマハが新原付を開発へ【画像ギャラリー】
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