世界初の本格量産BEVとして2010年に登場した日産 リーフ。2017年に2代目が登場しているが、このリーフにSUVスタイルの「リーフクロス」が投入されるという。これはリーフの追加モデルか? それとも3代目リーフなのか!?
※本稿は2023年12月のものです
文/ベストカー編集部、写真/NISSAN
初出:『ベストカー』2024年1月26日号
■日本のEVパイオニア、リーフがSUVに進化する
2010年に世界初の本格量産BEVとしてデビューした初代リーフ。第二世代となる現行型は2017年の登場から6年が経つが、なんとクロスオーバー仕様が投入されるという情報がある。それがリーフクロスだ。
その情報によると、このクロスオーバー仕様は車高を上げて悪路走破性を大きく向上させたモデルになるというもの。最低地上高は225mmと、同じく日産のSUVタイプBEVであるアリアB6の180mmを大きく上回り、本格的なオフロード性能を目指していることが窺える。
そうなると、現行リーフは前輪駆動車のみのラインナップだが、リーフクロスでは日産が得意とする4WD制御技術「e-4ORCE」が投入される可能性も高い。オフロード性能も高い新たなBEVとして注目されそうだ。
■追加モデルではなく後継モデルか?
が、このリーフクロスに関する情報は不明確な点も多く、次期型や後継モデルである可能性もある。
日産は2021年の「日産アンビション2030」に合わせて4台のEVコンセプトを発表。そのなかの1台には次世代クロスオーバーEVコンセプトがあり、そこから発展する市販モデルが次期リーフ(リーフクロス)であると考えられるのだ。いずれにせよ、リーフはクロスオーバーEVへと進化することになる。
●リーフクロス予想スペック
・全長:4450mm
・全幅:1820mm
・全高:1650mm
・ホイールベース:2700mm
・車両重量:1780kg
・原動機:モーター
・最高出力/最大トルク:218ps/34.7kgm
・トランスミッション:―
・予想価格:490万~550万円
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