ロッキー/ライズからはじまった5ナンバーSUVブーム。今やホンダも新型WR-Vを投入するなど、まさに激アツな市場となりつつあるが、スズキも参戦する見込み。そう、新型フロンクスが日本に導入されるのでは? と噂されているのだ。しかも結構カッコイイうえに安そうなのだ!!!!!!!!!
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
■ロッキーライズの独壇場は終わり!? ライバル続々!!!
未だに衰えるどころか、さらに人気が上がっているような印象すらあるクロスオーバーSUV。
今ではコンパクトなものからフラッグシップクラスの大型のものまで車格を問わず大人気となっており、各メーカーこのジャンルにさまざまな新型車を投入している。
そんなクロスオーバーSUVの中でも激戦区になりそうなのが、コンパクトクロスオーバーSUVのジャンルだ。
今まではロッキー/ライズのほぼ独壇場となっていたが、ダイハツ不正の影響で供給がストップしていたことで、一気にライバル車にもチャンスが巡ってきたのである。
■WR-Vに続くか!? インド生まれフロンクスも爆裂ヒットの予感
対ロッキー/ライズの急先鋒として話題となっているのがホンダ新型WR-Vで、ヴェゼル並みの立派な車格を持ちながらも200万円ちょっとというスタート価格が話題を集めており、事前受注も好調という話を耳にする。
この低価格の理由はさまざまあるが、インド生産車であることも少なからず影響していることは間違いない。そこで注目したいのが、同じくインド向けで現地生産をしているスズキのフロンクスである。
昨年1月にジムニー5ドアと同じタイミングで発表となったフロンクスは、全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mmと幅こそ3ナンバーサイズであるものの、4mを切る全長はロッキー/ライズと全く同じ。
さらに全高が1550mmと立体駐車場対応サイズである点も魅力と言えるだろう。
フロンクスのスタイルはSUVらしさを持ったロッキー/ライズとは異なり、今流行のクーペスタイル。
好みの分かれるところかもしれないが、コンパクトなサイズのボディとは思えないような伸びやかなデザインとなっており、クラスレスの雰囲気を纏っている点は魅力となっているのだ。
パワートレインは、インド仕様については1Lの直噴ターボのマイルドハイブリッド仕様と1.2Lのガソリンエンジン仕様が用意されるほか、他国向けには1.5Lのガソリンやマイルドハイブリッド仕様も設定されている。
そして何より現地のレートから換算すると車両本体価格は150万円クラスということで、そこから輸送費などのコストをプラスしたとしても約170万円からスタートのロッキー/ライズに対抗できる価格で日本販売もできるのではないだろうか。
一説には日本導入も前向きに検討されているというフロンクス。もしロッキー/ライズ、WR-Vと迷っている人がいるならば、フロンクスの動向も合わせてチェックしてもらいたい。
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