ヒーローたちが悪と闘うのは映画シリーズ「アベンジャーズ」だが、こちらの「アベンジャー」も超注目! 2024年6月6日にティザー公開されたばかりのジープ・ブランド初のBEV、「アベンジャー」はなんとなんと、ヤリスクロスより小さいSUV! それが2024年秋に日本発売。小さなクルマ好きの筆者が興奮のままお届けしますッ。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ステランティス、ベストカーWeb編集部
■ジープ・ブランドなのに全長4084mm(参考値)という小ささ!!
公開された写真のように、ジープ・ブランドらしいグリルデザインが格好いいアベンジャー。タフな雰囲気がありつつも、アーバンな香りもする……。
そんなスタイル以上に、強烈に、猛烈に驚いたのはこのクルマのボディサイズ!! すでに販売されている海外仕様の参考値だが、全長4084mm×全幅1776mm。一瞬目を疑いましたよ。「ち、ちいさいじゃないですか~! キング・オブ・輸入コンパクトSUVと呼ばせてくれ~!!」(大興奮)。
筆者がこれほどまでに興奮しているのは、トヨタヤリスクロスより小さいから! 具体的には全長が少しばかり短いワケで、ヤリスクロスのサイズはというと、全長4180mm×全幅1765mm。
なんと全長が96mmも短いんですよ! 全幅も1776mmだし、日本の道路でもスムーズに扱えること間違いなし。小さめモデルが多いフランス車やイタリア車ではなく、アメリカ~ンなジープからこんなにも小さなSUVが誕生するとは思ってもみなかった。これは事件ですよ、事件!
■一充電走行距離は約480km。泥、砂地、雪、なんでもかかってこい!!
このモデルの全容はまだ公開されていないけど、ティザー情報によると「コンパクトなボディにジープらしさを凝縮」とある。楽しさのなかにジープ伝統の走破力が息づくSUVで、泥、砂地、雪など道を選ばないオフロード性能はジープの鉄板!
小さくなっても、BEVになってもそれは不変なんですよ。それを支える「6つの走行モード」が搭載されているという。
ジープ初のBEVながら、一充電走行距離は約480km(社内試験参考値)。実用値で20%減と想定しても約384km走れば充分じゃないですか。
加えて、ACCや歩行者/自転車も検知する衝突被害軽減ブレーキなども搭載され、先進性もぬかりなし。ラゲッジ容量は355Lとかなり積めて(小さくても積めるんです!)、実用性もある。優秀ですね~。
■48Vマイルドハイブリッド・モデル、「日本にもカモ~ン!!」
くどいようですが(汗)、ジープ・アベンジャーは超小さいんです。「最近のSUVは大きいモデルばかりで乗りづらいなぁ」と感じている方にぜひ推したいモデル。ジープ・レネゲードが全長4255mm×全幅1805mmだから、それよりもかなりコンパクト。うん、いいね!
こんなステキな小さなSUV。BEVもいいけど、内燃機関のモデルがあればね……と思っていたら、あるんです! すでに海外では48Vマイルドハイブリッド・モデルが売られている。
「日本ではマイルドハイブリッド・モデルは売らないんですかね?」(筆者)
「今回の発表は、日本では今年の秋、BEVモデルのみを導入。……ですが、今後の検討次第では、日本でマイルドハイブリッドを売る可能性はゼロではないと思いますよ」(ステランティス広報部)
おおおお~! その言葉、期待して待つとしましょう!!
【画像ギャラリー】マジで小さいJeepアベンジャーのティザー画像を一気見せ!!(12枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方ヤリスクロスより全幅は大きいんですね・・・
あとは試乗で後席チェックしてみたいです、ヤリスクロスはラゲッジこそアウトドア用途に使える広さありますが、後席は狭くて快適度低いですからね。
それよりも全長短く、かつボンネットも長めなので、アウトドア用品積んで後ろに人も乗って快適に出掛けられるかが焦点です