日本旅行メディアトラベルセンター 鉄道・バス企画デスクは、奈良交通が運行する日本最⻑バス路線 八木新宮線を貸切運行し、日本三大”酷”道のひとつ国道425号を運行する十津川村営⻄川線と村道を分け入る内原線を踏破するツアーをリベンジ企画する。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
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■実はリベンジ企画!
当企画は2024年4月に計画したものの、水害により国道425号が遮断されたため実施できず、この度の復旧でリベンジ企画することになった。
このツアーはバスファンにとって一度は乗車してみたい路線でありながら、所要時間や本数の制限から乗車が困難であった路線を一度に踏破しようとする企画だった。それを再度、練り直して実施することになったようだ。
■ツアーの特徴
この企画は⽇本最⻑⼀般バス路線 八木新宮線と、経路上の十津川温泉から運行される十津川村営”酷”道425 号 ⻄川線と村道を分け入る内原線を⼀度に踏破するものだ。
八木新宮線は、奈良県大和八木から紀伊山地の県境を越えて和歌山県新宮を結ぶ延⻑169.8km、停留所168 か所、平均所要時間6 時間半を要する奈良交通が運行する⽇本最⻑⼀般バス路線である。
この企画では同社では残り1台となってしまった旧車「⽇野レインボーRJ」を貸切運行し、定期運用同様の経路運行・停留所案内放送を稼働させ定期便同様に運行する。また旧五新線の専用道城⼾へ 立寄り、十津川営業所・新宮車庫でミニ撮影会を行う。
十津川村営”酷”道425号 ⻄川線は、和歌山県御坊市〜奈良県十津川村〜三重県尾鷲市と紀伊山地を横断し、未改良の細い山道が続くことから⽇本三大”酷”道の⼀つに数えられる国道425 号を運行する路線で、この企画では定期便を増車し当企画用に運行する。
また村道を山奥へ分け入る内原線にも乗車する(内原線は定期運行車両に混乗)。所要時間や本数制限から乗車困難だった路線を⼀度に踏破する貴重なバス路線踏破の企画だ。
■ツアー概要
「⽇本最⻑⼀般バス路線 八木新宮線と十津川村営”酷”道425号 ⻄川線」のツアーが要は次の通り。出発日は2024年9月21⽇発で1泊2⽇。最少催行人員は20名。
旅行代金は、⼀人当たり/禁煙シングルルーム・朝夕食付/大人小人同額/車両・座席無指定の条件で、1名1席利用(座席無指定)で36000円、1名1席利用(1席独立席指定)で38800円、1名2席利用(窓側から並び2席)で48800円。
ただし、八木新宮線は指定席(1名1席または2席利用)、十津川村営バスは自由席(1名1席利用)。
■たっぷり2日間の行程
9/21(土) 大和八木駅(11:10) ━━ 五条BC ━━ 旧専用道城⼾駅 ━━ 風屋花園(15:25/15:31) —-奥谷(15:46) —- 滝川口(15:59/16:00) ━━ 十津川温泉 ━━ 新宮駅(19:07)
9/22(⽇) 新宮車庫(08:35) ━━ 新宮駅 ━━ 十津川温泉(10:55/11:40) —- 迫⻄川(12:59/13:15) —- 十津川温泉(14:31/14:40) ━━ ⻄吉野農業⾼校 ━━ 五条BC ━━ 大和八木駅(19:01)
発売開始は2024年7月30⽇(火)15:00からで、「⽇本旅行メディアトラベルセンター」のホームページから「鉄道・バス企画デスク」専用予約サイトのみから受け付ける。
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