ランボルギーニもフェラーリも[PHEV]の時代!? 電動化で[1000馬力]の実力って?

ランボルギーニもフェラーリも[PHEV]の時代!? 電動化で[1000馬力]の実力って?

 フェラーリ・ランボルギーニと言ったらクルマ好きのみならず、みんなから愛されているスポーツカーだ。そんなスポーツカー達もかつては300km/hを競いあったが、今は400km/hの1000馬力が勝負の場となっているのだ。

※本稿は2024年8月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ランボルギーニ、フェラーリ
初出:『ベストカー』2024年9月26日号

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■400km/h・1000psを叩き出す2台

ランボルギーニ レヴエルト
ランボルギーニ レヴエルト

 スーパーカー世代の読者からすれば、世界に君臨するスーパーカーメーカー、ランボルギーニとフェラーリの存在は無視できないだろう。そんな彼らのエンジンパワー競争も、レヴエルトとSF90ストラダーレの2台で、ついに1000psという大台に到達した。

 実はこの2台、別記事で紹介したZR1とはパワートレーンの構成が異なり、こちらはPHEVで1000psに達した二台なのだ。レヴエルトから先に見ると、こちらは6.5L・V12NAエンジンに前2+後1基のモーターを組み合わせることで、システム出力は1015ps! 0-100km/hも2秒台だ。

 一方のSF90は、4L・V8ツインターボ+モーター3基を武装することでシステム出力1000psを実現した。いずれも4WD走行可能だから、雨の日でも安心して走れる……かも!?

●ランボルギーニ レヴエルト 主要諸元
・パワーユニット:6.5L・V型12気筒自然吸気+モーター
・システム出力:1015ps
・最大トルク:73.9kgm/6750rpm
・最高速度:350km/hオーバー
・0-100km/h:2.5秒
・車両重量:1772kg

●フェラーリ SF90ストラダーレ 主要諸元
・パワーユニット:4L・V型8気筒ツインターボ+モーター
・システム出力:1000ps
・最大トルク:81.6kgm(エンジンのみの数値)
・最高速度:340km/hオーバー
・0-100km/h:2.5秒
・車両重量:1570kg

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