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ヘッドライトの汚れとレンズの曇りで「キレイにお掃除しましょう!」

配信元:WEBIKE
ヘッドライトの汚れとレンズの曇りで「キレイにお掃除しましょう!」

ヘッドライトバルブやポジションランプホルダには、ゴムや樹脂製のパッキン(ガスケット)が装備されている。そのカバー部品を未装着=紛失していたことから、ヘッドライトレンズ内が湿気で曇っていたり、汚れていることが意外と多い。そのような状態では、ヘッドライト本来の明るさを得られていない。過去に露天保管されていたバイクの中には、そんな症状を起こしている車両が意外と多いので、ここでは、そんな湿気や汚れに気が付いた際のクリーニング実践 を行ってみよう。

文/たぐちかつみ

湿気が進むとリフレクターが腐食して剥がれてしまう事態に 



ヘッドライトを点灯した時に、妙に暗い?とかシャープな明るさを感じない時には、バルブコンディションの確認と同時に、反射鏡=リフレクターのコンディションとレンズ裏に汚れが無いか、目視確認してみよう。



1980年代以降の大型車のヘッドライトにはH4型ハロゲンバルブが採用されている例が多く、バルブホルダー部分が大きい。このバルブホルダーには隙間があるので、湿気やゴミ防止のゴム製カバーもセットになっている。



ヘッドライトレンズを正面側から見た時に、ボディのリフレクターに曇りが無いか?それともレンズの裏が汚れ、曇っていないか?実は、湿気で曇っているケースが意外と多いのがヘッドライトなのだ。これではシャープな明るさを得られない。

繊維がほつれにくいウエスを短冊にカットして、汚れを掃除しよう 



綿のウエスも様々なので、キレイなウエスを裁ちバサミでカットして、切り口からポロポロと糸抜けしないものを選んで利用するのが良いです。レンズ内に糸ボコリが残ってしまうと、それはそれで除去しにくくなってしまう。



ウエスをヘッドライト内に入れての拭き取りや、指先に巻いてリフレクターの内側を拭き取ろうと思っても、曇りや汚れまでなかなか指がとどかない。無理をしないで作業進行するように心掛けよう。



バルブホルダーの口金は鋭利な形状で指を切ってしまうことがある。過去にスパッと切ってしまい、リフレクターを流れる鮮血で気が付いたことも……といったお話しも聞いたことがある。気を付けよう。

意外と役立つのが「クリーニング屋さんハンガー」の利用 



Yシャツなどをクリーニング依頼すると、仕上がり納品時には針金タイプのハンガーに掛けられていることもある。だれもが見たことあると思うが、ビニールで保護されている針金なので、このハンガーが意外と良い仕事をしてくれる。



針金ハンガーを曲げてよじってカットしたウエスを縛り付けることで、ヘッドライト内の湿気や汚れを拭き取ることができる。ウエスがハンガーから外れてしまわないように、しっかり縛ってから作業進行しよう。



拭き取りたい部分に対して追従してくれるのもこのハンガーの特徴だろう。何よりも作業性が良く使い易い印象だ。内部の汚れが酷い場合は、水道水でジャブジャブ洗って、天日乾燥と同時に水分を拭き取っても良い。



湿気で輝きを失っていたリフレクターとレンズの裏側が、以前と比べて明らかにシャキッと輝いた。バルブホルダーのゴム製カバーを外したままのヘッドライトは、内部が湿気で曇ってしまうので、予備部品としての保管時にも要カバーである。

見るからに明るくシャープな輝きに蘇ったヘッドライト 



おそらく過去にヘッドライトバルブが切れて交換した際に、ゴムカバーを被せ忘れていたのが、今回の湿気曇りの要因だと思われる。特に、通勤用として雨天時でも走らせているバイクのオーナーさんは、ヘッドライトの汚れに要注意!!

POINT
 

 

  • ポイント1・ヘッドライトを外したときには、バルブカバーの有無を必ず確認しよう 
  • ポイント2・内部の汚れが酷い時には、水道水でジャブジャブ洗ってから、天日で十分に乾燥させつつ拭き取ろう 
  • ポイント3・ヘッドライトの復元時にはバルブ保護カバーを取り付けよう。他機種用の部品でも、同じH4型バルブなら流用可能なケースが多い 

 

 ヘッドライトが暗く感じるようなときには、バルブ本体の劣化による光量減衰以外に、他にも原因があることを疑おうべきだろう。旧車に多いのが、電装ハーネスそのものの劣化である。機能的に何ら問題が無くても、配線コード自体が経年劣化で抵抗値をたかめていることもある。旧車オーナーが新品のメインハーネスやスイッチハーネスに交換したら「ヘッドライトが明るくなった」といったお話しはよく聞くが、それはまさに「メインハーネスの劣化による抵抗値過大」が主な原因である。

 そんな減衰した電装ハーネス対策として、バッテリー電源を直接的にヘッドライトへ送り込む「ヘッドライトリレー」とか「強化リレー」といった商品の取り付けも効果的である。一般的な電装回路では、ヘッドライトスイッチを介してライト用の電源が、バルブへ送り込まれる仕組みだが、専用リレーを介した回路では、ヘッドライト電源は、バッテリー⇒専用リレー⇒ヘッドライトバルブの順で電気が流れ、アースへ戻る。つまりスイッチ回路などを迂回しないでライト点灯しているのだ。具体的には、ライトスイッチの切り替えで「専用リレーを動かす」。そしてヘッドライトへ電気を送り、点灯するといった、まさに「ダイレクト電源」方式となっているのが特徴なのだ。この場合は、通電効率を高めるために、ヘッドライトのアース線も、バルブ端子からダイレクトにバッテリー端子へと接続されている。

 もうひとつ気になるのが、配線を簡略化するための「ボディアース回路」である。ボディアース回路が正しく電気を流しているのなら良いが、締め付けボルトやブラケット接点のサビやペイント膜によって、明らかに抵抗を増してしまっているケースもある。もちろんヘッドライトに関しても同様で、バルブのアース端子からの配線を、ボディアース接続から「専用のアース線を介したバッテリーアース接続」に変更するだけで明るさが増す例も少なくない。こんな電装チューニングがあることも知っておこう。

 さて、ここでリポートしているヘッドライトの汚れ落としは、本来、前述したすべての内容以前にやるべきことだろう。明らかに汚れているのだから、湿気や汚れを除去して、ヘッドライトはクリーンにしておこう。汚れが酷い時には、家庭用の洗剤(スプレーボトル入りの、かんたんマイペットが強過ぎずに効果的)をライトボディ内に吹き付け、汚れが浮くのを待ってから、水道水の蛇口からリフレクター内へ水を流し、ジャブジャブ洗浄するのが効果的である。室内保管車で、たばこの煙による「ヤニでまっ黄色」になっていたヘッドライトも、このような方法で洗浄リフレッシュすることができる。

 

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/maintenance/536299/

ヘッドライトの汚れとレンズの曇りで「キレイにお掃除しましょう!」【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/536299/536304/

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