英国スズキ(Suzuki GB)は、2026年の二輪車販売実績が前年同期比で1,000台以上増加し、前年同期比62%増を記録したと発表した。13モデルにおよぶ価格の引き下げやラインナップの拡充、最長10年間のサービス適用保証などが販売を牽引した格好だ。
大幅な価格調整とラインナップ拡充が販売増に
英国スズキは今年初めに策定した戦略計画に基づき、オンロードモデルを中心とした施策を展開してきた。なかでも13モデルに及ぶ大幅な価格改定を実施し、GSX-S1000GX+では乗り出し価格から約3,000ポンド(約64万円)を引き下げたほか、新たに登場したレトロモデルのGSX-8T/8TTでも1,000ポンド(約21万円)の値下げを行っている。
あわせてモデルの拡充も推進しており、2023年に導入された800ccの並列2気筒エンジンは現在6モデルに展開されている。さらにDR-Z4SやDR-Z4SMに加え、ラインナップに復帰したGSX-R1000Rや新登場のSV-7GX、125ccモデルやスクーター陣が顧客の選択肢を広げていると同社は説明する。
販売増加のもうひとつの要因として、業界をリードする最長10年間のサービス適用保証制度の導入が挙げられる。同社はこの手厚いアフターサポート体制により、ユーザーが安心して購入できる環境を整えたと強調している。また、「Serious.Fun」という新たなスローガンを設定し、製品が持つ耐久性や作りの良さとライディングの楽しさを訴求している。
モデル別ではGSX-S1000が326台を売り上げて牽引したほか、GSX-S1000GX+や125ccスクーター、GSX-R125およびGSX-S125も前年実績を上回る推移を見せている。英国スズキのモーターサイクルディレクターであるポール・デ・ルシニャン氏は、明確な方針と価格再編、マーケティング戦略の組み合わせが早くも結果に結びついたと述べている。
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