今回で17回目を迎える『e燃費アワード』は、イードが運営する燃費管理サービス「e燃費」のユーザーが投稿した実燃費データを基に「実燃費ランキング」および「カタログ燃費達成率ランキング」を作成し、優れた数値を出した車種を表彰するものです。
今年は昨今のSUV人気を受け、「SUV部門」を新設しました。その他の部門は昨年に引き続き「総合部門」「新型車部門」「ガソリン車部門」「軽自動車部門」「ハイブリッド車部門」「ディーゼル車部門」「輸入車部門」の実燃費7部門とWLTCカタログ燃費の達成率で集計した「WLTCカタログ燃費達成率部門」で、計9部門の優秀車種を発表いたします。
総合部門1位は3年連続となったトヨタ『ヤリス(ハイブリッド)』。ハイブリッド部門でも1位に輝き、高い実燃費性能を証明しました。また新設されたSUV部門ではトヨタ『ライズ(ハイブリッド)』が初代王者に輝きました。
●総合部門:1位 トヨタ『ヤリス(ハイブリッド)』
●新型車部門:1位 トヨタ『シエンタ(ハイブリッド)』
●ガソリン車部門:1位 スズキ『スイフト』
●軽自動車部門:1位 ダイハツ『ミライース』
●ハイブリッド車部門:1位 トヨタ『ヤリス(ハイブリッド)』
●ディーゼル車部門:1位 マツダ『MAZDA2(ディーゼル)』
●輸入車部門:1位 メルセデス・ベンツ『Bクラス(ディーゼル)』
●WLTCカタログ燃費達成率部門:1位 ダイハツ『ミライース』
●SUV部門:1位 トヨタ『ライズ(ハイブリッド)』
▼『e燃費アワード2022-2023』の結果発表ページはこちら
https://e-nenpi.com/award/award20222023/
■『e燃費アワード』概要
分析対象:「e燃費」登録ユーザー投稿の実燃費データ
分析対象期間:2022年1月1日~2022年12月31日
分析方法:分析対象データを統計処理し、ランキング形式で集計
(※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください)
分析対象データ数:23,570件
対象車種数:1,192車種
▼総合部門
●総合部門 1位 トヨタ『ヤリス(ハイブリッド)』
e燃費アワードの総合部門1位に輝いたのは『ヤリス(ハイブリッド)』(27.6km/L)。3年連続で燃費No.1の座を射止めました。2位に『アクア』(26.7km/L)、3位が『プリウス』(24.5km/L)とトヨタ勢強しのランキングとなりました。
※ランキング集計の詳細に関しましては、本リリース末尾の【アワード・ランキング集計基準】をご参照ください。
▼その他の部門のランキングは結果発表ページで公開しています
『e燃費アワード2022-2023』の結果発表ページはこちら
https://e-nenpi.com/award/award20222023/
■『e燃費アワード』各部門について
「総合部門」:現行販売されている車種(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
「新型車部門」:2022年1月から2022年12月に販売開始された車種(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
「ガソリン車部門」:現行販売されている純粋なガソリン車(軽自動車・ハイブリッド車・プラグインハイブリッド車・ディーゼル車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
「ディーゼル車部門」:現行販売されているディーゼル車のみを集計対象とした実燃費ランキング。
「ハイブリッド車部門」:現行販売されているハイブリッド車(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
「軽自動車部門」:現行販売されている軽自動車のみを集計対象とした実燃費ランキング。
「輸入車部門」:現行販売されている輸入車(海外専売モデル・並行輸入車は除外)のみを集計対象とした実燃費ランキング。
「WLTCカタログ燃費達成率部門」:現行販売されている車種(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした、WLTCカタログ燃費に対する実燃費の達成率ランキング。
「SUV部門」:現行販売されているSUV車(プラグインハイブリッド車は除外)のみを集計対象とした、実燃費ランキング。
【アワード・ランキング集計基準】
■「e燃費アワード」集計基準
・集計に当たっては、現実的に考えられない1トリップ走行距離・給油量・燃費などの数値は除外しています(故意による悪質投稿を防ぐため、これらの閾値は非公表)。
・集計対象期間内に、新車購入が可能な車両(期間中に販売が終了した車両も含む)のみを集計対象としています。
・グレードや外装が異なっていても、車両型式およびカタログ燃費値が同一のものは同一車種としています。
・「e燃費(=実燃費、単位はkm/L)」が同値の場合は、カタログ燃費達成率(%)の高い方を上位としています。
■「e燃費ランキング」集計基準
・「e燃費」が発表する車種別実燃費データ(=「e燃費ランキング」「e燃費アワード」)は、全国の「e燃費」ユーザーの実燃費データを車両型式ごとに集計したものです。しかしデータの中には、入力ミスなどによるイレギュラーな数値、非現実的な数値が混在しています。それらを除外するために、給油量、走行距離などに一定の基準を設け、それをクリアしたデータのみを集計対象としています。
・統計的に充分なデータを確保できた車種のみを発表していますので、ユーザー数が少ない車種や信頼区間(※1)の幅が大きすぎる車種については、ランキングの対象から外れています。また「e燃費」における車種は、国土交通省登録の型式を基準とし、そこから更に燃費に大きな影響を与えるトランスミッションの種類、過給器の有無、駆動方式で区別しています。また、「e燃費」の車種別燃費データの信頼性を表すための指標として、それぞれの車種の信頼区間と標本分散(※2)の値を参考値として表示しています。
(※1)信頼区間
「e燃費」の平均値と、実際に世の中を走っているクルマの本当の燃費の平均値に違いがあると仮定します。そのことを踏まえて、信頼区間とは、「e燃費」の平均値と本当の平均値が、一定の確率(信頼係数といい、ここでは 95%になっています)で同じ区間に入る場合の、その上限(下限)を求める手法です。
(※2)標本分散
標本分散は、標本データの「ばらつき」の度合いを表します。たとえば、どんな運転をしても燃費の変動が少ないクルマと、運転状況によって燃費が大きく変わるようなクルマのふたつの車種があったとします。仮に、これらふたつの車種の平均値がまったく同じであったとしても、データの分布はかなり異なっていることが想像されます。どんな運転をしても燃費が一定のクルマならば、データは平均値付近に一点に集中しているでしょうし、運転の仕方で燃費が大きく変わるクルマならば、データは薄く広く散らばっているかもしれません。このように、同じ平均値にもかかわらず分布が異なるケースをあらわす場合には、散らばりの尺度を用いなければなりません。分散は、その散らばりの度合いをあらわすものです。値が小さいほど、データは平均値付近に集中しています。
■「e燃費(イーネンピ)」について
「e燃費」はクルマの燃費をスマートフォンやPCから登録し、マイカーをオンラインで管理する“楽しく節約、楽しくエコロジー”するサービスです。実燃費のランキングをはじめとして、全国のスタンド情報、ユーザー同士のクチコミ情報など、様々なコンテンツが用意されています。スマートフォンアプリでは面倒な数値入力が不要で、レシートやオドメーターの画像を撮影して送るだけで燃費登録が可能となっています。また「e燃費」では、電気自動車(EV)用の充電スタンド検索サービスも提供するとともに、全国の燃料電池車(FCV)向け水素ステーションデータベースも公開しています。
■実燃費データについて
「e燃費」では、過去20年分にわたる全国の実燃費データを保有しており、そのレコード数も累計約1500万件となっています。今回のアワードのような集計だけでなく、研究開発やマーケティング、統計資料作成や各種調査などに「e燃費」の実燃費データをご活用頂くことも可能です。
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メディア事業本部 オートモーティブ事業部 担当:釜田
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