衝撃、ホンダが完全新作のV型3気筒エンジンを発表! なんと世界初の電動スーパーチャージャー付きで究極の内燃機関になるか

V3市販車は40年ぶり、ホンダの象徴であるV型マルチが復活へ!

 今回のV3は単なるコンセプトではなく、リリースにはしっかり「開発中」の文字がある! ホンダがV3の市販車を発売するのは1985年のNS400R以来。2025年に新型V3モデルが発売されれば、40年ぶりとなる。

 ホンダの歴史は、V型マルチエンジンと密接に結びついている。まず世界を席巻したのは1982年の世界GPに投入された2ストV型3気筒のNS500。フレディ・スペンサーの走りで、1983年にはホンダに16年ぶりの年間王者をもたらした。

4ストV4のNR500に代わって導入された2ストV3のNS500。スペンサーの走りも相まって投入2年目に王座を奪還した。ちなみにシリンダーの挟み角は112度だ。

 さらに1983年にはMVX250F、1985年にはNS400Rという90度V型3気筒の市販車も発売した。

 以降ホンダは レースと市販車の両面にV型4気筒を投入し、黄金時代を築いていくが、その先駆けとなったのがV3だ。現在ホンダのラインナップにV4は存在しないが、シンボルであるV型マルチを復活させる狙いがあるのだろう。

 近頃は並列4気筒の存続に黄信号が灯り、並列2気筒が全盛の時代。そんな中、現行バイクにはない唯一無二のV3という個性を打ち出してきたホンダに拍手を送りたい。しかもバイク用の電動スーチャーという世界初の技術まで投入してきた。その乗り味に世界中から注目が集まる!

 

MVX250F(ホンダ)。ワークスレーサーNS500の技術を還元した水冷V型3気筒を搭載し、1983年にデビュー。ホンダとしてクラス初の2スト車で、250で初めて40psを突破した。

 

NS400R (ホンダ) NS500のレプリカとして1985年に登場。2スト水冷387ccV3エンジンはホンダの2スト車で最大排気量。海外仕様は72psのハイパワーを誇る。

写真はMVX250FのV3エンジン。V4と比べて軽量コンパクトで、熱問題でも有利。Vバンクが90度なら振動をうち消せるが、新型V3は75度なのでバランサーが搭載されるか。

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/418114/

衝撃、ホンダが完全新作のV型3気筒エンジンを発表! なんと世界初の電動スーパーチャージャー付きで究極の内燃機関になるか【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery2/?gallery_id=418114

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