【大阪MCショー速報】最後の「YZF-R1M ABS」の実車を最速チェック! 発売前なのにもう手に入らない?【モーターサイクルショー2025】

「YZF-R1M ABS」はÖHLINS製のERSを装備

 フレームはヤマハの伝家の宝刀と言えるアルミ製デルタボックスフレームで、高剛性でありながら、縦・横・ねじりの最適バランスに調整し、アルミ製スイングアームとの組み合わせで俊敏かつ安定感のあるハンドリングを実現している。

 さらに、「YZF-R1M ABS」には前後サスペンションを統合制御するÖHLINS製のERS(エレクトロニックレーシングサスペンション)が搭載され、各センサー情報に基づいて前後サスペンションの伸・圧減衰力を統合制御。このサスペンションシステムはフロントアクスルブラケット部にガスシリンダーを装備して0.6MPa加圧することで、キャビテーションの発生を抑制して高負荷時でも安定した減衰力を発揮することが可能となっている。



「YZF-R1M ABS」のÖHLINS製リアショックユニットはフロントと共に電子制御され、常に走行状態に最適な減衰力が設定される。

 2025年型「YZF-R1 ABS」のフロントブレーキにはブレンボ製のモノブロックキャリパー「Stylema®」が新採用されているが、「YZF-R1M」のブレーキシステムは2024年型を踏襲。ホイールは軽量なマグネシウム鋳造で、表面に静電塗装を施すことで優れた強度・耐蝕性を備えている。また、リアタイヤのサイズは「YZF-R1」が190/55-17なのに対して、「YZF-R1M」では200/55/17へとサイズアップされている。



「YZF-R1M ABS」にはÖHLINS製のERS倒立フロントフォークを装備。ブレーキはブレンボではなく、従来型が踏襲されている。



「YZF-R1 ABS」はフロントフォークがKYB製となり、ブレンボ製のモノブロックキャリパー「Stylema®」が装着される。

 この2025年型「YZF-R1M ABS」は2025年3月31日に税込328万9000円で、「YZF-R1 ABS」は2025年5月30日に253万円で発売される予定なのだが、事前予約で完売状態との話が聞こえてきている。せっかくモーターサイクルショーに展示されるのだから、欲しい人全員が手に入れられるように増やして欲しいところ。ヤマハさん、ぜひお願いします!

 
 

YZF-R1M ABS主要諸元(2025)

※【】内はSTD
・全長×全幅×全高:2055×690×1165mm

・ホイールベース:1405mm

・シート高:860【855】mm

・車両重量:203【201】kg

・エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒997cc

・最高出力:147kW(200PS)/13500rpm

・最大トルク:113N・m(11.5kgm)/11500rpm
・変速機:6段リターン

・燃料タンク容量:17L
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク

・タイヤ:F=120/70-17、R=200/55-17【F=120/70R17M/C、R=190/55R17M/C】
・価格:328万9000円【253万円】(税込)

 

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/449420/

最後の「YZF-R1M ABS」の実車を最速チェック! 発売前なのにもう手に入らない?【モーターサイクルショー2025】【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/449420/449438/

PR:【期間限定】ガソリンが6ヶ月最大7円/L引き ≫

PR:かんたん5分! 自動車保険を今すぐ見積もり ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型MR2改めGRセリカの発売時期が決定!? GRスープラポスターもついてくるベストカー7.10号発売中

新型MR2改めGRセリカの発売時期が決定!? GRスープラポスターもついてくるベストカー7.10号発売中

ベストカー7.10号 特別定価590円 ちわ! 志が低すぎて15分で終わるミッションオイル交換に着手…