スズキ株式会社は、2025年4月1日よりユニフォーム、コーポレートアイデンティティ(ロゴマーク)の更新を発表した。企業を代表するこれらのアイコンが変更されるのは、実に39年ぶりのこととなる。
86年以来の「SUZUKI」ロゴをデジタル環境に合わせて見直し
1958年に制定された「S」マークはスズキを代表するシンボルマーク。またこちらもなじみ深い「SUZUKI」ロゴは1986年から採用されており、約40年ものあいだ仕様されてきた。そんなロゴマークが2025年4月1日をもって、新たな形状に変更されることが発表された。愛され続けたエンブレムがどう変ってしまうのか!? とファンは大いに気になるところだが、発表されたロゴは現行のものとカラー、レイアウトともにほとんど従来と同じで、イメージが大きく変化することはないようだ。ただし新旧のロゴを並べてみると、若干ながら各文字が細く、スキマが広く調整されていることがわかる。これはデジタル環境での視認性向上を目的とし、小さいサイズでも見やすい姿を狙ったもの。一般化するデジタル媒体で、一層の認知向上をねらう。
また同時に、こちらもロゴ同様に39年間使用されてきたユニフォームのデザインも変更。こちらは多様性が求められる現代社会の中で、従業員から寄せられたデザインやカラー、耐久性などについての意見を反映させたもので、ホワイトとネイビーのツートーンカラーのブルゾン、パンツ、キャップが特徴的だ。スズキの社是「清新な会社」をイメージしたデザインだといい、作業性と安全性の向上も図られた。
バイクメーカーのロゴ変更といえば、先日のヤマハ発動機のロゴマーク変更も大きな話題を呼んだ。スズキはヤマハほど大きくはデザインを変更していないものの、拡大を続けるデジタル環境へ適合させるため、伝統あるマークの更新に踏み切った点では、ヤマハ同様に変革のタイミングといえるだろう。スズキは“これからも時代に合わせて変化していくことで、「生活に密着したインフラモビリティ」を目指します”として、WEBサイトやSNSのアイコンを皮切りに、順次更新を続けるとしている。
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/bikenews/452494/
スズキが39年ぶりに「S」ロゴマークを変更! デジタル表示に合わせて”少し細め”に ユニフォームもチェンジだ【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/452494/452508/
コメント
コメントの使い方