KTMジャパンはスーパーモトカテゴリーの新型「390 SMC R」の日本発売を発表した。昨年秋のミラノショー2024にて初公開された本機は、DUKE390などとエンジンを共有しつつ、高出力と軽量なフレーム、前後17インチのロードタイヤを装備する。発売は2025年8月、価格は85万9000円だ。
文/Webikeプラス編集部
昨年登場の新型モタードがついに日本上陸!
今回新登場するKTM 390 SMC Rは、第三世代の「DUKE」シリーズとフレーム&エンジンなど基本設計を共有しつつ、トラベルの長いWP製前後サスペンションやリアABSカット機能、前後17インチホイールなどを装着したモタードモデル。DUKE390同様のスチールトレリスフレームをベースに、ストローク64mm×ボア89mmの「LC4c」水冷単気筒エンジンを搭載。出力は33kW(45PS)/8500rpm、最大トルクは39Nm/7000rpmを発揮し、STREETとSPORTの2種のライドモードを選択できる最新電子制御も採用。トラクションコントロールやリアのみのABSカットといったサポートも充実する。
スイングアームは「390 ADVENTURE」シリーズから派生する鋳造、サスペンションはフロントにトラベル230mmと長いWP製Φ43mm APEXオープンカートリッジを搭載。30段階のコンプレッション&リバウンド調整が可能なフルアジャスタブルであり、なおかつリアサスペンションも20段階でのリバウンド調整機構を備えるWP製APEXを装備している。これによって高い路面追従性を発揮できるほか、154kgという軽量ボディでモタードらしい運動性能の発揮が可能だ。
そんな390 SMC Rだが、ラインナップはオレンジの1色のみ。価格は85万9000円で、発売は今年8月と発表されている。
現在、国内では400ccクラスのビッグモタードはラインナップがあまりない。スズキから「DR-Z4SM」の市販化予定はアナウンスされているが、こちらも現状、いつ導入開始かは不明だ。そこにきて先んじてKTMが投入する軽量モタード・390SMC R、ライバルモデルとして拮抗するだろうか? にわかに盛り上がってきたカテゴリーに注目だ!
390 SMC R(2025)
発売日:2025年8月
価格:83万5000円
390 SMC R(2025)主要諸元
・全長×全幅×全高:-×-×-mm
・ホイールベース:1453mm
・シート高:860mm
・乾燥重量:154kg
・エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 399cc
・最高出力:33kW(45PS)
・最大トルク:39Nm/-rpm
・変速機:6段リターン
・燃料タンク容量:9.0L
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/70-17、R=150/60-17
・価格:85万9000円
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/477202/
【新車】390モタード来た!新型「390SMC R」KTMから85万9000円で8月発売 154kgの軽量ボディと45PSのパワーに注目【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/477202/477216/









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