【新車】ベータ「アルプX」公道も走れる348ccスクランブラーが登場! 日本では99万9900円で発売だ

【新車】ベータ「アルプX」公道も走れる348ccスクランブラーが登場! 日本では99万9900円で発売だ

 オフロードコンペモデルで知られるイタリア・Beta(ベータ)から、スクランブラータイプの新型「ALP X(アルプX)」が発売される。レトロな丸目ヘッドライトやタンデムシートを備えつつ、新開発となる35PSを発揮する水冷348cc単気筒エンジン、142kgという軽量ボディと大径ホイールで、レースで鍛えられた走破性にも注目だ。

 本機は日本にも導入が開始されており、東京都・スターズトレーディングでは99万9900円で予約を受け付けている。

 
文/Webikeプラス編集部
 

BMX風味のレトロスクランブラーは唯一無二? 普二免許で乗れるのも魅力的

 ベータはオフロード競技ファンにはおなじみのイタリア発のメーカー。その歴史は1905年にまで遡るが、近年ではトライアル、エンデューロ向けコンペティションモデルで活躍している。公道向けにも「アーバン」「ARK」などのシリーズが揃っており、今回新たに発売されたのはそんな公道リーガルなシリーズ「ALP(アルプ)」の新型となるネオレトロスタイルのスクランブラー・アルプXだ。



オフロードコンペモデルで知られるイタリア・ベータが公道向けスクランブラー「ALP X」を発表した。



35PSの水冷エンジン、142kgの軽量ボディでオン/オフ問わないライディングを可能とする。



ベータはエンデューロ世界選手権を連破、全日本トライアルなどにも参戦。その技術が公道向けにもフィードバック。

 細身のボディにファットなブロックパターンのタイヤを備えるアルプXは、BMXのような軽快な印象。しかし搭載するエンジンは348ccの水冷DOHC単気筒、35PS/9500rpmを発揮するパワフルな新開発エンジンで、ミッションは6速と高速走行にも適合している。ホイールはフロント19インチ、リア17インチと、こちらもオン/オフどちらにも似合うサイズだ。ブレーキシステムはフロントに290mm、リアに220mmのディスクにニッシン製キャリパーを備え、BOSCH製ABSシステムも採用。オフロードマップではABSの解除も可能となっている。

 装備面では、フルLEDの灯火類に加え、LSD液晶モニタで燃料計、トリップ、シフトインジケーターなどを表示できる現代的な仕様。さらにタンデムシート、タンデムステップ&グリップは標準装備されており、パッセンジャーとのライディングも可能となっている点は、オンロードでも活躍するスクランブラーの雰囲気にマッチ。またローフェンダー、ローマウントナンバープレートホルダーなど、ストリートカスタムの文脈に沿ったパーツ類の完成度にも注目したい。



BMX的なフォルムを裏切るレトロスタイルなヘッドライト。灯火類はフルLEDだ。



メーターはLSD液晶で各種インジケーターを備える。



タンデムシートやグリップを標準装備、ストリートでも便利な仕様だ。

 車重もシンプルな見た目通りに軽量でな142kg。オフロードマシンらしいシート高855mmというハイシートがやや人を選ぶが、それ以外はスポーティーなマルチパーパスモデルとして、オフロードもオンロードも楽しめるコンセプトは魅力的。そんな気になる新型・アルプXだが、日本にインポーターによって導入がアナウンスされており、購入が可能だ。カラーはダークグレー1色、価格は99万9900円。個性的なストリートスクランブラーが気になるライダーにとっては注目の1台といえるだろう。



カラーバリエーションはイタリアでは2色。日本にはグレーが導入されている。



ホイールはF19インチ、R17インチで、シート高は855mm。



個性的なスタイルが眼を惹きそうな新型ALP X。価格は99万9900円だ。

Stars Trading Ltd.https://starstrading.co.jp/

 
 
 

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