デウス エクス マキナ原宿店にて、2025年8月30日(土)までカスタムマシン3台が展示されている。今回は第一弾としてドゥカティ「Monster S2R1000」をベースとした「ARGUS(アルゴス)」をピックアップしたい。
ギリシャ神話に登場する“百の目を持つ怪物”の名を冠した「ARGUS」
2023年の東京モーターサイクルショーの「HYOD」ブースにて、ひときわ異彩を放つ一台の「Monster」が展示されていた。それがこの「ARGUS」で、ギリシャ神話に登場する“百の目を持つ怪物”の名を冠している。デウスジャパンのカスタムビルダーDr.ソエダ氏が「HYOD」プロダクツとして手掛けた一台だ。
流石に“百の目”とまではいかないまでも、その独特な2眼ヘッドライトは異彩を放ち、ベース車両でもある「Monster」と呼ぶにふさわしい風貌。日本が誇るライディングギアブランド「HYOD」ということで、Dr.ソエダ氏のコレクション車両である「Monster S2R1000」と掛け合わせる際に、「モンスターというモデル名をリスペクトし、NARUTOが九尾を手なずけたようなイメージとHYODを重ね合わせて…」とコメントしている。
ドゥカティ「Monster S2R1000」は、空冷1000ccのL型2気筒エンジンを最上級スポーツモデルのフレームに搭載。片持ちスイングアームを備えるなど、まさにイタリアンバイクの魅力を凝縮した一台だ。フェラーリやランボルギーニ、アルファロメオといったイタリア車を思わせるような美しさと官能性を兼ね備えた造形美も併せ持つ。そのエンジンは獰猛でありながら、現代のフューエルインジェクションシステムによりある程度の“歩み寄り”も見せてくれる。まさに扱いが難しいが惹かれてしまう、そんな“猛獣”のような存在だ。
特徴的な二眼ヘッドライトはLEDとハロゲンを巧みに組み合わせ、流れるようなカウルデザインに美しく収めることに成功。燃料タンクカバーとフレームのラインも完璧にコーディネートされ、さらに難易度の高いL型エンジンの排気管レイアウトまでも芸術的な取り回しでサイレンサーへと導かれている。
前後タイヤにはブロックタイプを採用し、サイレンサーをアップにすることで見事にスクランブラースタイルへと昇華。ただし2本のサイレンサーがセンターアップであることが独創性を感じさせる。その姿は、どこかアニメに登場するロボットや“化物”を連想させてくれるはずだ。
この「ARGUS」は2025年8月30日(土)までデウス エクス マキナ原宿に展示中である。
店舗情報
店舗名:Deus Ex Machina Harajuku デウス エクス マキナ 原宿
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2丁目32−5 Bprスクエア神宮前1 1F & 2F
電話番号:03-6447- 4949
営業時間:1F Cafe 9:00-20:00 / 2F Shop 11:00-20:00
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/480633/
異形の2眼ヘッドライトを持つスクランブラー「Monster」!? デウス エクス マキナより唯一無二のカスタムバイク「ARGUS」が原宿店に展示【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/480633/480656/






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