こいつはリアルだ! トイズキャビン「YAMAHAバイクラバーキーホルダー小型・中型編」を全コンプしてみた

こいつはリアルだ! トイズキャビン「YAMAHAバイクラバーキーホルダー小型・中型編」を全コンプしてみた

 「ガチャガチャ」や「ガシャポン」として知られるカプセルトイは、幅広いラインナップで大人から子供まで多くのファンがいる。そんなカプセルトイを製造するメーカーである株式会社トイズキャビンは、バイク・車系のアイテムを多数リリースしている。そんなトイズキャビンから、ヤマハの中・小型クラスのバイクをモチーフにしたラバーキーホルダーがリリースされた。

文/後藤秀之

 
 
 

それぞれのバイクの特徴を絶妙にディフォルメ

 トイズキャビンのアイテムはいつもバイク好きを裏切らない。2025年の春にリリースされた、ブリスターパックの中にフィギュアの入った「Honda Cub キーホルダー」などは、バイク好きであれば集めずにはいられない魅力的なアイテムだった。

 そんなトイズキャビンが今回リリースした「YAMAHAバイクラバーキーホルダー小型・中型編」は、その名の通りヤマハの小型・中型バイク6種類をカラフルなラバーキーホルダーにしたものだ。このラバーキーホルダーシリーズは以前ホンダが発売されており、今回のヤマハがバイクシリーズの第2弾と言える。

 今回ラインナップされたのは、「SR400」、「MT-03/MT-25」、「YZF-R3/YZF-R25」、「XSR125」、「ドラッグスター250/400」、「XMAX」という6車種。全長は約60mmで厚さは約5mmで、ペラペラではなくしっかりしたラバー製である。



ラインナップは、「SR400」、「MT-03/MT-25」、「YZF-R3/YZF-R25」、「XSR125」、「ドラッグスター250/400」、「XMAX」の6車種だ。

 このラバーストラップは単にイラストがプリントされているのではなく、立体的に異なった色の素材でバイクが再現されている。モデルによって異なるが、5〜8種類程度の色が使われており、エンジンやタンクの柄など細かい部分まで再現されている。



カラビナタイプのリング、回転カンなどしっかりとした作り。バイクでも使いやすいようにか、チェーン部分は短めだ。



バイクのデザインは単なる印刷ではなく、各部のディテールは立体的に再現されている。



約5mmの厚さがあるしっかりとしたラバー素材を使用しているが、柔軟性も確保されている。

 キーホルダー本体はラバーなのでバイクのキーに付けても車体を傷付けにくく、キーリングは一般的なダブルリングタイプではなく、脱着が簡単なカラビナタイプを採用。そして、チェーンは短めで、回転カンになっているのでとても使いやすい。実際にバイクのキーに取り付けてみたが、車種によってはチェーン部分が車体部品に当たることがありそうなので、その場合は革紐などに変えて使うのもいいかもしれない。



バイクのキーに取り付けてみると、ちょうどいいバランス。愛車がラインナップされているなら、手に入れたくなるはずだ。



実際にバイクにキーを刺してみた。車種によってはチェーン部分が部品に当たるのが気になるかもしれない。



フューエルタンクキャップにもキーを刺してみた。これは「いい感じ」という言葉がピッタリだ。

 
 
 

魅力的な6車種のラインナップ

SR400

 1978年から2021年まで、40年以上生産が続けられたヤマハを代表する名車「SR400」。何回ものモデルチェンジ経ても空冷の単気筒エンジン、キックスターターといった装備をそのままに、最終的にはフューエルインジェクション化された。



「SR400」の特徴である空冷エンジンのフィンが再現され、タンクのグラフィックなどもしっかり再現されている。



サイドカバーの「SR」ロゴや、エンジンの「YAMAHA」ロゴなど、細部まで再現されている。



スポークホイールが細かく再現され、フェンダーやマフラーは金属感が再現されている。

MT-03/MT-25

 水冷並列2気筒エンジンを搭載する、ストリートファイタースタイルのネイキッドモデル。「MT-03」は320cc、「MT-25」は250ccの排気量を持ち、今回ラインナップされたのは、倒立フォークの現行モデルだ。



複雑なデザインのタンク周りやライト周りなど、MTの特徴がしっかり再現されている。



エンジン周りは黒とグレーだけで再現されており、イラストを担当したRYUTA・T氏の巧さが光る。



マフラー、ホイール、テール周りなども、大胆かつ繊細なディフォルメが活きている。

YZF-R3/YZF-R25

 「YZF-R3/YZF-R25」は、スーパースポーツ「YZF-R」シリーズ名を受け継ぎつつ、「毎日使えるスーパースポーツ」というコンセプトで開発された。今回ラインナップされたのは2025年にフルモデルチェンジした第3世代モデルだ。



特徴的なフェアリングのデザインを、シンプルな線で再現した「YZF-R3/25」。カラーはヤマハのイメージカラーのブルーだ。



カウルからのぞくエンジンの一部や、タンクからサイドカバー、シートにつながるデザインをしっかり再現する。



特徴的なホイールやシートカウル周りのディテールが、シンプルながらもしっかりデザインされている。

XSR125

 ネオレトロデザインのXSRシリーズの末弟である「XSR125」は、125ccクラスで高い人気を誇る1台。このラバーキーホルダーシリーズの中では使われる色も多く、最も凝った作りになっている。「XSR155」としても使えるだろう。



ブラウンのシートが特徴的な「XSR125」。個性的で美しいネオクラシックデザインが再現されている。



タンクやサイドカバーのデザインも細かく再現されており、スタイリッシュな仕上がりだ。



ホイールやマフラーなどのデザインがしっかりと再現されており、イラストを立体的に再現する技術がすばらしい。

ドラッグスター250/400

 トイズキャビンの表記では「ドラッグスター250/ドラッグスター400」となっているが、リアがリジッド風なので「ドラッグスター400」をモチーフにしているようだ。伸びやかなアメリカンクルーザーデザインが、生産中止から10年を経ても人気の1台だ。



フューエルタンクとフェンダーのカラーが印象的な、「ドラッグスター250/400」。美しいクルーザーデザインが再現されている。



存在感のある空冷Vツインエンジンや、フューエルタンクのデザインがしっかりと再現されている。



400の特徴的なリジッド風スイングアームが再現される。実車でメッキされているパーツにはシルバーが使われている。

XMAX

 「XMAX」は、社会現象とも言える大ブームとなった「マジェスティ」の後継モデルとして、2018年に国内導入されたスポーツスクーターだ。キーホルダーのモデルとなったのは、2025年からラインナップに加わった「ブルーイッシュグレーカクテル2」のようだ。



「XMAX」は実車のスポーティなイメージをそのまま再現。ウインドスクリーンなどもしっかりデザインされている。



複雑なフェアリングのデザインを、シンプルな線で再現。フェアリングにはヤマハの三連音叉ロゴも再現されている。



ゴールドのホイールやグレーのボディカラーなど、2025年モデルの「ブルーイッシュグレーカクテル2」をモチーフにする。

 デザインや作りがすばらしく、コレクションとしても楽しめるこの「YAMAHAバイクラバーキーホルダー小型・中型編」は、1回400円でガシャポンアイテムとして2025年11月から展開中だ。

 だが、筆者は不満な点がひとつだけある。それが何かと言えば、筆者の愛車はヤマハのXSR700であり、ヤマハではあるものの大型であるため、当然今回の「小型・中型編」にはラインナップされていないのだ。トイズキャビン様、次回はぜひ「大型」で、XSR700のラインナップをお願いします!

 

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/parts-gears/501763/

こいつはリアルだ! トイズキャビン「YAMAHAバイクラバーキーホルダー小型・中型編」を全コンプしてみた【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/501763/501792/

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