カワサキがEVとハイブリッドバイク世界初公開! EVはネイキッドとSSの2本立てで先行発売か!?


ハイブリッドはウイングレット付き、モーターのみの走行も可能!

 もう1台の初公開モデルが、ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車。昨年公開された試作車はエンジンとフレームが剥き出しだったが、今回は新作のカウルをまとって登場した。これが独創的で、アッパーカウルはサイドに大きく張り出し、モトGPマシンのようなウイングレットを採用している。

 今回のデモランではモーター走行から途中でエンジン走行に切り替えるパフォーマンスも披露。バッテリー+モーターだけでも走行できるストロングハイブリッド方式であることをアピールしていた。

 エンジンはNinja250/400系のDOHC4バルブ水冷並列2気筒と見られ、サイレンサーはNinja400と同タイプ。同様にミッションも6速と思われるが、クラッチレバーやシフトペダルは非装備だった。2021年の試作車では、手元ボタンでのシフトチェンジが可能だったので、今回も同様のシステムが採用されているハズだ。

 車体面ではスイングアームが非常に長く、車格は600並みのボリューム。またフロントブレーキはNinja250/400がシングルディスクなのに対し、Wディスクとしている。

 現行車唯一のハイブリッド車であるPCX e:HEVはモーターを補助として使用するマイルドハイブリッド。ストロングハイブリッドのバイクが市販化されれば世界初の快挙となるのだ。

顔はNinja250に似ているが、カウルは全くの新作。機関部はカバーされて見えないが、エキパイが2本なのでNinja250か400の並列2気筒だろう

カワサキEVはネイキッドとSSの2本立てで2023年に発売か?

 EVは、ハイブリッドに先駆けて2023年に発売され、しかもネイキッドとスーパースポーツ(SS)の2本立てとなる可能性が出てきた。

 海外の有力サイト「MOTORCYCLE.COM」によると、NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)がカワサキ2023年モデルのVIN(車両識別番号)を更新。そのリストに「NX011AP」と「NR011AP」なるコードが追加されていたという。

 従来のモデルコードでは、「EX」がフルカウルスポーツ、「ER」がネイキッドを示していた。例えば、Ninja400は「EX400」、Z400は「ER400」と表記される。これに倣うと、「NX011AP」はフルカウル、「NR011AP」はカウルレスと予想されるのだ。

 さらにリストには、エンジン排気量、シリンダー数、エンジン出力の項目があるが、上記のNXと NRには排気量が記載されておらず、シリンダー数は「0」、出力は 11 kW (14.95ps)との表記が。

 これは、NXとNRが内燃機関を搭載しないEVであることを示しており、コンセプト版EVの定格出力10kWともほぼ符合する。

 そしてモデルコードの末尾「P」は2023年モデルを意味する。あくまで予想に過ぎないが、カワサキから2023年にNinja系フルカウルとZ系ネイキッドという2台のEVが発売されると見られるのだ。

 なお8耐で登場したハイブリッド版の記載はないため、EVが先に発売され、後にハイブリッドが登場する可能性がある。

400並みのパワーでも車検ナシ、カワサキが次世代スポーツを開拓する?

 EV、ハイブリッドとも実に興味深い。

 EVは出力が大きくても、道路運送車法での扱いは軽二輪(126~250cc)なので、車検がない。カワサキEVの動力性能は不明だが、もし400ccクラス並みのパワーを獲得できれば、これを車検ナシで堪能できてしまうのだ。ちなみに定格出力1.0kW超20kW以下のEVは普通二輪免許で乗車できる。

 2022年に発売されたBMWの電動モデルCE04の場合、定格出力15kWで最高出力は31kW(42.1ps)と400クラス並み。2018年に発売され、定格出力11kWのアディバ・VX-1は、最高出力35kW(47.5ps)をマークしている。

 そしてハイブリッドはスポーツ性に期待したい。恐らくエンジンとモーターを併用しての走行が可能で、エンジンの低回転時にモーターによるアシストが入れば一段と加速性能がアップするハズ。「let the good times roll」を掲げるカワサキなら、燃費向上はもちろん、スポーツ性もキッチリ強化してくれるだろう。

 カワサキの予定どおり2022年中に3台の電動バイクを発表するとなれば、今秋のショーでのお披露目は必至。同じく今秋に発表が噂される4気筒400ccスーパースポーツと合わせ、センセーションを巻き起こすか? 他社にはない製品でバイク業界に新風を呼び込み続けるカワサキ次の一手に俄然、注目が集まる!

カワサキは2022年に電動モデルを3台発表するとアナウンス。その第1弾が子供向けの電動バイク「エレクトロード」で、2022年夏以降に米国で販売される。これにEVスポーツが続くハズ!
【画像ギャラリー】最新の仕様とコンセプト車を比較、フルカウル版はこんなカンジになる?(5枚)画像ギャラリー

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