400並みのパワーでも車検ナシ、カワサキが次世代スポーツを開拓する?
EV、ハイブリッドとも実に興味深い。
EVは出力が大きくても、道路運送車法での扱いは軽二輪(126~250cc)なので、車検がない。カワサキEVの動力性能は不明だが、もし400ccクラス並みのパワーを獲得できれば、これを車検ナシで堪能できてしまうのだ。ちなみに定格出力1.0kW超20kW以下のEVは普通二輪免許で乗車できる。
2022年に発売されたBMWの電動モデルCE04の場合、定格出力15kWで最高出力は31kW(42.1ps)と400クラス並み。2018年に発売され、定格出力11kWのアディバ・VX-1は、最高出力35kW(47.5ps)をマークしている。
そしてハイブリッドはスポーツ性に期待したい。恐らくエンジンとモーターを併用しての走行が可能で、エンジンの低回転時にモーターによるアシストが入れば一段と加速性能がアップするハズ。「let the good times roll」を掲げるカワサキなら、燃費向上はもちろん、スポーツ性もキッチリ強化してくれるだろう。
カワサキの予定どおり2022年中に3台の電動バイクを発表するとなれば、今秋のショーでのお披露目は必至。同じく今秋に発表が噂される4気筒400ccスーパースポーツと合わせ、センセーションを巻き起こすか? 他社にはない製品でバイク業界に新風を呼び込み続けるカワサキ次の一手に俄然、注目が集まる!
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