【東京MCショー】SP武川とキタコの本領発揮。最強エンジンハンターカブに大注目!【モーターサイクルショー2024】

【東京MCショー】SP武川とキタコの本領発揮。最強エンジンハンターカブに大注目!【モーターサイクルショー2024】

 先日開催された第51回東京モーターサイクルショー。4大メーカーをはじめ、各メーカーによる最新車両や意欲的なデモ車、新商品など、今年も大変な盛り上がり。webike+でもジャンルやブースなどにあわせてさまざまな記事を展開してるけど、ここではハンターカブ。というのもキタコとSP武川見つけたハンターカブが凄かったのよ。まだまだま広がりを見せるハンターカブカスタムの最前線をチェックチェック。

 
文/若林 浩志 Webikeプラス
 

SP武川 CT125ハンターカブ(JA65)

 まずはSP武川のハンターカブ。JA65をベースに、同車の人気パーツや最新パーツがふんだんに盛り込まれている。なにしろパーツ点数が多いので、ひとつひとつは紹介しきれないほど。

 

SPECIAL PARTS TAKEGAWA CT125(JA65)

 

中でも今回の目玉はエンジン。
JA65オーナー待望のSP武川のスーパーヘッド4V+Rボアアップキット145ccと、そこに最適化されたビッグスロットルボディーキットが搭載されてるのよ。いずれも発売前の最新商品。

 

最新アイテムから人気定番アイテムまでてんこ盛り

 

すでに発売されているSP武川によるJA55用のスーパーヘッド4V+Rコンボキットでは、排気量を181ccとしていたけど、JA65のエンジンはボアアップの上限が低いらしいので、おそらくこの組み合わせがJA65最強のエンジンになるんじゃないかな。
つまり最強のJA65を目指すならこれを選んでおけば間違いなし。

 装着されているマフラーは、新商品のトラッカーマフラー(政府認証)。ショートなスタイルが最高にかっこ良い。

 さて、最新アイテムのスーパーヘッド4V+Rボアアップキット145cc。まずは見てみて。

 

丸みのある形状が、スーパーヘッドの証

 

 ノーマルのハンターカブではSOHC2バルブ。SOHCつまり、一本のカムでバルブ数を増やすのは非常に高い技術が必要になるんだけど、これを実現したのがSP武川の誇るスーパーヘッド4V+R。SOHCならではの軽さや駆動抵抗の少なさなどのメリットを活かしつつ、高回転域での性能を実現した、まさに最強のSOHCヘッドなのよ。

 

プラグ位置はセンタープラグ化される

 

 4バルブ化を実現するにあたって、ポート形状、燃焼室形状、バルブ挟み角なども徹底的に見直しがされてて、さらにセンタープラグ化も。

 スーパーヘッド4V+Rボアアップキット145ccに組み合わせられているビッグスロットルボディーキットは、キャブ車でいうところの大径キャブのような役割。ボアアップとスーパーヘッド4V+Rによる吸排気効率の向上に対応したアイテムで、おそらく同時期に発売されると思われる。

ブースには、スーパーヘッド4V+Rボアアップキット145ccとビッグスロットルボディキット単体の展示も。
JA65だけじゃなく、モンキー125(JB03)、DAX125(JB04)、グロム(JC92)にも対応する模様。

 

パーツ構成

 

SP武川のスーパーヘッド4V+Rボアアップキット145cc&ビッグスロットルボディーキットの発売時期については5月末発売予定で、気になる価格はまだ未定。 

 
 

キタコ CT125ハンターカブ(JA55)

 お次はキタコのCT125フルカスタム。こちらはJA55をベースに、181ccにボアアップ。そしてDOHCヘッドを搭載した、これまたものすごいエンジンになってしまったハンターカブ。最強クラスのJA65に続いて、最強クラスのJA55ですよ。

 もちろんこちらもキタコの人気パーツや最新パーツがてんこ盛り。バイク防犯アイテムとして最強の呼び声高いウルトラロボットアームロックもさりげなく後輪に装着されてる。

 

KITACO CT125(JA55)

 

反対側もパーツてんこ盛り。
フロントアクスルとかは自分のハンターカブにもついてるけど、すごく良いのよね。安いしカッコイイ。
ギアーズコラボのリアサスや、カスタムシートなど、人気のアイテムが多数装着されてるけど、個人的な注目ポイントはエアインテーク部分。

 

エアクリ周辺が気になる

 

 エアインテーク部分が、ノーマルのシュノーケル形状から金属パーツに置き換えられている。

スロットルボディが、「UNIフィルターを装着したビッグスロットルボディキット(開発中)」になっているので、エアの取り入れ口はスロットルボディまわりで完結してる。
ということは、インテーク部分にある金属パーツはワンオフのオイルキャッチタンクなのかも。これこそ市販化してほしいな。

 もちろんこの車両の目玉もエンジン。DOHCならではのヘッド形状はまさに圧巻。ものすごいインパクトですよ。性能はもちろん凄いんだろうけど、なにより見た目でやられてしまう。

 

カムが2本になることによる独特の形状が最高。ヘッド形状の変化により、プラグもセンター化

 

 もうハンターカブと思えないほどのレーシーなルックス。

DOHC&181cc化にともなって、強化コンロッド、スーパーオイルクーラーキット、スーパーオイルポンプキット、強化セルモーター、フィードバックキャンセラー、大容量インジェクター、強化クラッチキット(発売予定時期未定)などを装着。
いったいどんな走りなのか、すごく気になる。

 

超ゴツイ

 

 ブースにはDOHC4バルブ搭載のスケルトンエンジンも展示されてた。これはグロム用をベースにしているみたいだけど、さすがのインパクトで来場者の注目を集めていた模様。こんなの見たらわくわくするね。

 

グロム用DOHC4バルブ搭載エンジンのスケルトンモデル

 

発売時期、価格についてはいずれも未定。でもきっと発売されるはず。
強化クラッチキットも含めて、続報を期待して待とう。

 

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/366477/

SP武川とキタコの本領発揮。最強エンジンハンターカブに大注目!【モーターサイクルショー2024】【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery2/?gallery_id=366477


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