モンキーミーティングで発見! エフモン、ついに正式発表

モンキーミーティングで発見! エフモン、ついに正式発表

文/写真:中村浩史 Webikeプラス

モンキーミーティングに「F」登場!

 ホンダ4ストロークミニバイクを対象とした、年に一度のモンキーミーティング。名前の通り、新旧モンキーが主役のイベントですが、参加対象は広く、モンキー50から125はもちろん、兄弟車であるDax125やGROM、スーパーカブ系の参加もOK。まぁ、年に一度、ホンダの4ミニが顔を合わせる大イベントなんです。

 その2024年大会に、注目のカスタムモデルも登場しました。それがT.T.Rモータースが東京モーターサイクルショーで発表した、モンキーをベースとしたCB750/900Fルックの「エフモン」。余りの出来の良さに、モーターサイクルショーやCBファンミーティングでお披露目すると、発売日はいつか、値段は?と問い合わせが殺到していたT.T.Rモータースオリジナルの外装キットですね。

 

F Mon Monkey125

モンキー125 エフモン外装キット装着車

 

 

F Mon Monkey125

モンキー125 エフモン外装キット装着車

 

 このモンキーミーティングでは、もちろんたくさんのモンキー125が来場していたことで、T.T.Rブース前には実物をひと目見ようとした参加者がたくさん! T.T.Rモータースの林代表、何度も何度も「モンキー→エフモン」への早や着替えを実演していました。

 その早や着替えは、下の写真でもわかるように、モンキー125のノーマルシートを外し、そこに外装キットをかぶせるだけ! 今のところ、まだプロトタイプということもあって、固定方法も数パターンのテストをしているそうで、写真のプロトタイプの「タンクエンドで1点、シートカウルで2点」固定で、じゅうぶんタテ&ヨコ揺れがありませんでした。

 そのエフモンは、未塗装キットで18万7000円、5パターンの塗装済みキットで29万7000円と発表されました。キット内容は、タンクシート一体カウル/ダミータンクキャップ/リアフェンダー/テールランプ/シートが一式で、写真のシルバー車に装着している角ウィンカー&ウィンカーステー/ダブルホーンキット/左右グラブバーをオプション設定としています。

 5パターンのスタンダードカラーは1:FB赤、2:FBブラック、3:ボルドール赤白、4:FC白赤、5:銀スペンサーレプリカの5色で、他のF純正色に関しては約1万円アップで受け付けてくれます。

 「いろいろ事前にお披露目だけしておいて、やっと正式発表できます。すでに海外からの反響が大きくて、でも日本のファンのみなさんにもたくさん広めたいと思っています。正式発売を前に、まずモニターを募集します! 5色の各カラーひとりずつ、ペイント込みフルキット25万円で募集します。募集期間は5月1~31日、抽選が6月1~4日で、当選発表を6月5日にする、とまで決めました。応募はX(=旧Twitter)、Instagram、Facebookからエントリーできますので、各SNSをご覧になってください!」とはT.T.Rの林代表。

 実際に見ても、FRP製キットの製品精度も良く、取り付けもイージー。モンキー125ベースのモディファイ的ファンバイクキットと思いきや、サイズ比率や形状のディテールなど、さすがCB-Fプロショップならではの仕上がり。今までの外装キットのカスタムバイクより、ベースモデルすらわからない完成度でした!

詳細はhttps://bike-ttrm.com へ。ひとまず5月中に締め切られるモニター募集に急げ!

F Mon Monkey125

これがメインボディのタンクシート一体カウル。FRP製ワンピースで写真に見えるタンクキャップ、シート、テールランプ回りは別パーツになっている。

 

F Mon Monkey125

これが正式名称「タンクキャップキャップ」。フックとマグネットで留め、ワイヤーロックで脱落防止。キャップを外すとノーマルタンクキャップが見える。

 

F Mon Monkey125

これもスタンダードカラーのスペンサーレプリカ。キット内容に加え、前後ウィンカーやダブルホーン、左右グラブバーが追加されている。

 

F Mon Monkey125

Fファンにはたまらない、Fシリーズの顔を絶妙なスケールで再現したダブルホーン&ステー、ウィンカー&ステーまわり。ノーマルウィンカー跡のキャップも装着。

 

F Mon Monkey125

スクエアなテールランプは純正キット内容。写真もスクエアなウィンカーと専用のウィンカーステーがオプション設定。テーリカウル形状が絶妙だ。

 

F Mon Monkey125

エフモンはダウンマフラー推奨のキット。モンキー125のアップマフラーはFスタイルにはどうにも似合わない。各市販ダウンマフラーはほぼ装着可能とのこと。

 

F Mon Monkey125

タンクエンドとシートカウルの固定ビス。軽量なボディキットだけに、これで固定は問題ない。

 

F Mon Monkey125

固定方法も、この後の走行テストを経て正式決定される。

 

F Mon Monkey125

T.T.Rモータースの林代表。持っているのがスタンダード色のFC白赤。「エフモン」のタンクネームはダミーで、もちろんHONDAネームやウィングマーク装着前提だ。

 

F Mon Monkey125

モンキー125のノーマルシートを外してF外装キットをかぶせるだけ。取り付け精度がよく、文字通りスポンとボルトオンで装着できる。

 

F Mon Monkey125

タンクキャップキャップは前方の切り欠きに前部分をはさんで、後部分は強マグネットで留める。さらに脱落防止でワイヤーロックも用意している。

 

 
 
 
 

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