サーフィンの聖地としても知られるフランス・ビアリッツで行われている、バイクとサーフィン、ライフスタイルの祭典「Wheels and Waves」。ホンダモーターヨーロッパはこの会場にて、ミドルスクランブラー・CL500をベースとしたカスタムコンテストを開催中だ。欧州各国のビルダーが腕を振るった16台のマシン、自分の愛車のカスタムのヒントになるかも!?
コンテストの優勝者は会場とWEBでの投票によって決定され、2024年8月31日まで募集中だ。気になるマシンがあったら投票してみよう!
ホンダ7年目のテーマは「CL500」大胆なモディファイ&ペイントに注目
「Wheels and Waves」にホンダモーターヨーロッパは2017年から出展、今年は7年目となる。例年ホンダおなじみのモデルをベースとしたカスタムコンテストが開催されており、最近では2022年にレブル500&レブル1100、2023年にはダックス、モンキー、グロムの125ccモデルがテーマとなった。2024年のテーマは、昨年から国内でも販売されているCL500。レブルベースのフレーム&エンジンながら、個性的なスクランブラールックが注目されているモデルだ。
ところがそんなCL500、欧州各地のビルダーやアーティストの手にかかると、元のモデルがわからないほど強烈に変貌! チョッパー、オフ、カフェレーサーなどコンセプトはなんでもあり。カスタムベースとしてのCL500のポテンシャルが100%以上? 発揮されたエントリーマシンが16台も出揃った。各モデルを一気に見ていきたい。
フランスで開催中の「ホイールス&ウェイブス」欧州各地のバイクファン、アーティストやサーファーが集まる。
今年のテーマはCL500!ヨーロッパ各地のアーティストやビルダーが腕を振るった。
全16台のスペシャルマシンたち
まず目を惹くのは「Bunker imPrint」トルコ代表のカフェレーサーだ。フロントカウルは3Dプリンター成形、CBR250Rの倒立フォーク&ラジアルキャリパーを搭載。
フランス発「CL500 Charade Spirit」は80’s風ロスマンズカラーに身を包む!このグラフィックは是非とも手に入れたい!?
スペイン「Enduro 500」クラシックなエンデューロバイクがテーマ。ブラックとゴールドのストライプが入った目を引くデザイン。
こちらもスペイン「Cherry Lady」外装をすべてキャンディレッドに仕上げ、リムもレッドに染める徹底ぶり。
スペイン「CL501R」はレッド&ブルー&ホワイトのトリコロール。ガスショックアブソーバを備えたフラットトラッカーだ。
ポルトガル「Moonground 」はその名の通り月面探査機のようなイメージ。サーモバンテージとブロックタイヤでタフなスタイルに。
フランス「Oceans’ Track」は異形フェイスのトラッカー。ゴールドホイールがアクセントだ。
フランス「CL500 Digger」は80’sのXLやXRをイメージしたカラーリング。オフを意識したガード類&ナンバーボードを装備する。
フランス「Bik’ink」こちらのコンセプトは70’sのストリートスクランブラー。オレンジのパイピングをアクセントに随所にレイアウト。
フランス「Irezumi」日本趣味がタンク&フェンダーに全開。スタイルはノーマルだが個性的なペイントで攻める。
イギリス「The Poseidon Project」のテーマは「海」オーシャンブルーのボディにはポセイドンも描かれている。
イタリア「Sterrato 500」イタリア語でオフロードを意味する名前のマシン。ワンオフパーツと純正パーツを巧に組み合わせた。
イタリア「Terra Battuta」はロングツアラーだ。大型スクリーンとキャリア、そしてスケートボードで遊び心もMAX。
ドイツ「CL Surfer」はセパハン&メタリックシルバーのタンクで硬派なシルエットに。マッドガードのストライプがお茶目だ。
初参戦のベルギーからは「Flat Track 500」 が登場。典型的なフラットトラッカーだが、マットなストリートカラーできめる。
スイス「Alpina 500」ホンダがスイスに上陸して50周年を記念。オールドCBをイメージしたタンク、SCプロジェクトのサイレンサーでレーシー。
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