■どんな場所に現れる?
では、特定バスがどんなシーンで使われるのか。出発地点〜目的の施設までの運行区間が明確に決まっているのが条件の一つで、前述の例のようにホテルの送迎用として特定バスが運行している場所も実際にある。
代表的なものに、工場のように規模の大きな施設へ通勤する従業員向けのシャトルバスが挙げられるほか、病院や介護施設、結婚式場、葬儀場、ショッピングモール、コンベンションセンター、レストランなどが、特定バスが走る条件に合う場所と言えそうだ。
また、ターミナルが数カ所に分かれている大きな空港では、ターミナル間だけを移動したい需要が多々あるようで、よく無料のシャトルバスを走らせている。
そのターミナル間無料シャトルバスにも、特定印の車が使われている場合があるので、空港を訪れた際にちょっとチェックしてみるのもまた一興。
特定バスに車種の制限はなく、マイクロバスから大型路線車、連節バス、ハイデッカータイプの大型車に至るまで、乗合バスや観光バスと変わらない具沢山なラインナップが揃っていて楽しい。
乗合や貸切バスに比べると、活躍するエリアが狭く限られているのに加え、それほど数も多くないようで、バスの中でも特定印はなかなかのレアキャラかも!?
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