■各社の様子
まず最初は東京ワーナー観光バスだ。都内でも知らないという方が多いと思われるが、記者が路線バスを運転しているときに港区の海岸通りや品川駅付近でよく見かける貸切バスだ。
同社は「プロが選ぶ優良観光バス30選」において3年連続トップ10入りの快挙を成し遂げた、実力派のバス事業者だ。ビールサーバーを積んだ貸切バスを保有しており話題のバス事業だ。
次は日の丸自動車興業だ。貸切バスでは何度か乗車したことのあるバス事業者で、複数回乗車して感じたのは運転士が総じてフレンドリーであることだ。
今回はダブルデッカーのスカイホップバスを持ち込んで説明会をしていたが、この間、運転士がコクピットやエンジンルームまで丁寧に見せてくれ、やはり日の丸の運転士はフレンドリーだなと感じた。こういうところからも事業者の雰囲気がうかがえる。
続いて神奈川中央交通だ。神奈中バスとして親しまれるが今回は路線バスを担当する神奈中バスと、観光バスを担当する神奈中観光のグループ2社で出展していた。神奈川県内では絶大なブランド力を有する同社は東京でも知られるバス事業者なので人気は高そうだった。
最後は記者が臨時運転士として所属しているフジエクスプレスだ。富士急グループの東京や首都圏における中核事業者で、貸切バス、高速バス、路線バスを複合的に運行する。今回は江戸川営業所の貸切車を持ってきたようだ。
この日の説明だけではなく、3月28日開催の営業所見学会で実際にバスを運転してもらい、より深く知ってもらいたいとのことだった。フジエクスプレスで運転士としてどんなことをしているのかは、バイト入社の経緯から現在まで記事を連載中なので、バスマガジンWEB「バス運転士日誌」でご覧いただきたい。
■結局はご縁のモノ?
本イベントの主催は東京バス協会だが、立案から実行に至るまでを計画し運営するリッツMCの代表取締役である中嶋美恵氏は要旨次のように語った。
「ほぼすべての東京都にあるバス会社が集まっていて、各社が所有するバスの中で話を聞き、質問をすることができるので、意中のバス会社の話を聞くにも順番に多くのバス会社の聞いていくにも、非常に合理的かつ効率的に進むと思っています。今後も同様の就職イベントを企画いたしますので、少しでも関心があればお越しいただきたいと思います」
バス初心者でも経験者でも、譲れない条件のラインはしっかりと持って、勤務体系や賃金体系あるいは休日等を総合的に判断することが大切だ。記者が実際に入社から営業運転ができるようになった一連の流れを経験して感じたのは「ご縁なんだなぁ」である。
当時はたまたまと思っていた事業者との不思議なご縁が結果的に長続きする端緒となった。世の中なにが契機となるのかわからないので、どこかで感じた縁を大切にして有意義な就職・転職先を見つけいただきたい。
【画像ギャラリー】台場で「東京バスフェスティバル」が開催される!参加全社のバスが大集結(14枚)画像ギャラリー





















