いろいろと話題豊富なスーパー耐久。2023シーズンも終了したが最終戦の富士スピードウェイにはとてつもなく未来感がたっぷりな乗り物がありました。
文/写真:ベストカーWeb編集部
■見てるだけでワクワクするぞ
寒空の富士スピードウェイを歩いていると「eパレット」が展示してある。イベントなどでも展示されるケースが多く、見慣れている人も多いだろう。しかしよく見たら走ってるじゃないか!!!!
おいおい、まさかの自動運転で走ってんのかよ!!!! とひとりでオロオロしていたら「乗ってみますか?」とのお誘い。一般の皆さんに混じって乗ってきました。
運転席にはドライバーさんがいて有人運転だったものの、このeパレットの景色はもう最高。BEVなので振動もノイズもほぼない。
時折停車時に感じるブレーキのカックンという動作だけは気になったが、これは道路との相性もあるから仕方ないところかも?
■車いす対応も完璧で多くの人に愛されるモビリティに
今回は特別に車いすユーザーの乗降対応を教えてもらった。運転席にあるスロープボタンを押すのだが、写真のようにドアは「半開き」になり、スロープの展開中は乗降ができない工夫がされている。
完全にスロープが出た後はドアも完全に開く仕組みだ。車内の車いす固定具は今回はラッシングベルトでの固定式になっていたが、将来的にはコンセプトカーの「KAYOIBAKO」に採用されたような自動固定フックの採用もあり得るという。
eパレットはなにかと自動運転ばかりが注目されるが、やはり魅力はその拡張性と「景色を変える力」だと思う。今回は17人乗りのバス仕様になっていたが、コンビニになったり、病院になったりと様々な拡張性があるのだ。
来年の富士24時間レースでは走るコンビニ仕様とか見たいですよね。サーキットの景色をこれだけ変えるeパレット。街中でも早く見たい!!!
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