はじめての街では路線バスに乗れ!! ~相模大野でスイーツとグルメなちょい旅~


 今回の乗りバスレポートは1つのバス路線を追うのではなく、プチ旅記事だ。首都圏から電車でちょっと出掛けて路線バスで美味しいものや立ち寄り観光をする。多くの食べ物や名産品、立ち寄りスポットの写真は画像ギャラリーに掲載しているので合わせてご覧いただきたい。

文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)
取材協力:相模原市総合メディア戦略室

【画像ギャラリー】相模原のご当地スイーツやランチ!路線バス日帰りプチ旅~相模原市・相模大野駅発着~(22枚)画像ギャラリー

行ってもバス路線がよくわからない?

 そこで今回は将来リニア停車駅になる予定の「相模原市」を行き先にし、市内のほとんどを網羅する神奈川中央交通(神奈中)の路線バスで巡る。しかし都心から電車で気軽に行けるのに、何があるのかが分からないので行き詰ってしまった。

スイーツ情報も盛りだくさん!

 そこで市役所の観光関連部署に尋ねて計画を練ることにしたのだが、名乗るときにバスマガジン編集部としてしまったので、観光課ではなく総合メディア戦略室が対応に出て話が大きくなってしまった。しかし観光課に尋ねても回答は同じで、おススメの場所を教えてくれるので特段の問題はない。

地元推奨スポットを中心に回る!

 市全体の観光の魅力を紹介するガイドブック「相模原の栞」やお土産スイーツを投票で決める「推し土産スイーツ総選挙」が紹介されたスイーツ冊子を市役所が用意してくれたので、これをもとに相模原市の代表的なターミナルを選びバス旅に出ることにした。

「相模原の栞」等のパンフレットは相模原市の施設等で配布されている

 気になる場所があればお好みに合わせて選択していただきたい。昨今の世情からワイワイガヤガヤではなく、お一人様でも楽しめる場所にした。

選んだ発駅は3つ!

 今回選択した相模原市内のターミナルは3か所だ。京王相模原線・JR横浜線と相模線が発着する橋本駅は、将来はリニア停車駅になる。そしてJR横浜線の淵野辺駅。最後に今回の発着地である小田急小田原線と江ノ島線が発着する相模大野駅だ。

本物の大福の弾力はすさまじい!

 相模原市は昭和29年に市制を施行し、平成22年に政令指定都市に移行した人口726,000人余の東京都や山梨県と境界を接する神奈川県の都市だ。政令市20都市のうち統計によると、人口は18位、面積は14位、人口密度は10位。人口増加数、人口増加率ともに微増でこれから人気が出そうな都市のうちの一つだ。

最初は1区間だけ乗車

 さて、相模大野駅北口のバスターミナルに降り立った。神奈中のバスが次から次へと発着する中で、最初の目的地停留所は「相模女子大前」だ。別に女子大に用があるわけではないが、最寄りのバス停がそうなっているだけなので乗車。大60系統(女子美術大学行き)と大59系統(北里大学行き)のどちらでもよい。

相模大野駅の神奈中バス

 大学なので郊外のキャンパスまで連れていかれるのかと思えば、次の停留所が相模女子大前だった。乗車時間は2分程度だ。

女子大生にはクロワッサンが人気?

 相模女子大学の門の前にある「ベーカリーHIMUKA」は、自店でパンを焼いているのでタイミングにより焼きたてのパンに出会うことができる。店主に聞いてみるとHIMUKAとは旧国名の日向(ひゅうが)、つまり現在の宮崎県のことを指し、先代からのゆかりがあるのだという、日に向かって明るく元気よくという意味もあるようだ。

HIMUKAの「そのまんまかぼちゃパン」

 店の前にある相模女子大学の学生もパンを求めるようで、クリームたっぷりのクロワッサンが一番人気だそうだ。記者が食べたのは「そのまんまかぼちゃパン」。カボチャをあんにしてパンで包んだもので、カボチャの鮮やかで明るい色はそのままに、自然の甘味をいっぱい含んだ優しい甘さのパンだ。

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