EVについて知っておくべき7のコト【いつが買い時? 航続距離は? 電池の劣化は?他】

■結局、EVはいつが買い時なのか?(TEXT/国沢光宏)

 「EVの買い時はいつなのさ?」と聞かれたら、安価な中古車であれば「今でしょ!」になる。従来型リーフ30‌kWhモデルの中古車相場は、超驚きの激安160万円程度。現時点の安心して走れる航続距離180kmを持つため、まったく問題なし。

 10年/10万km走って、150km近い航続距離を残す。経験上、充分です。この時点で捨ててもモト取れる。電気料金はガソリン代の4分の1くらいですから。加えて今なら4年間の日産ディーラーにおける充電料金無料サービス付き! こら買うしかないでしょ!

 新車だとどうか? 新型リーフを買おうとすれば400万円コース。こらもうハイブリッド車との価格差を考えたら、勝負にならないほどキビシイ。

 しかも40‌kWhタイプだと航続距離短くなり、従来型リーフのごとく、遠からず査定9万円(2011年式、24‌‌kWh。日産のウェブサイトによる下取り相場情報)と二束三文になってしまう可能性あり。

 電気自動車を安心してすすめられるのは、60‌kWhくらいの電池積んだモデルがハイブリッド車の30万円高で買えるようになった時。私の怪しい予想だと、最短で5年後くらいだと考えます。

日産は2018年に60kWhのリーフをデビューさせる。生産台数が増えればもっと価格も下がるのだが……
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