楽しくて安くて使える!!! いま激推しの国産ステーションワゴン 5選

スバル・インプレッサSTI Sport(2020年10月~)

二刀流どころじゃないポテンシャル! ステーションワゴンに復権の兆しあり!?
STI Sport専用ボディカラーの設定も。写真は、セラミックホワイト。他にWRブルー・パールが用意されている

 フルモデルチェンジ間近という5代目インプレッサ。次期モデルの登場を待つというのもアリだが……。ここであえて推したいのが、10月8日より発売となった、STI Sport。e-BOXER搭載グレード「Advance」「2.0e-L EyeSight」も捨てがたいものの、STIがレースで培った技術を惜しみなく注入したスペシャルな一台だ。

 本当はスポーツカーに乗りたいけれど、家族のため、仕事のためといった理由でスペースユーティリティに重きを置いたクルマに乗らなくてはならないという人に一押しの二刀流のステーションワゴンだ。

 まずは外観の迫力が違う! エクステリアデザインはブラックトーンでコーディネート。さらに、シリーズで唯一、18インチアルミホイール、225/40R18タイヤを装着。スポーティ感が倍増している。

 最大の特徴は、フロントに新開発のメカ式減衰力可変ダンパー、リアに専用チューニングが施されたダンパーを採用している点。これにより、ステアリングを切った時の車体の挙動が安定し、タイトなコーナーでもスムーズで安定したなステアリング操作をすることが可能に。

 パワーユニットは、「2.0i-L EyeSight」と同じ2.0リッターDOHC直噴エンジン。最高出力154psと、パワー感にもの足りなさを感じる人もいるかもしれないが、それは前述のSTIの足回りのチューニングの良さで相殺されるはずだ。

 レヴォーグのサブボックスやカローラツーリングのようなデッキボードのような容量が拡大できる装備はないものの、ラゲッジ容量は385リッターと、ステーションワゴンとしては合格点。

 価格も2WDが270万6000円、AWDが292万6000円と。2リッターのAWDモデルが300万円以下で買えるというコスパの高さも魅力だ。

MAZDA6 ワゴン(2019年8月~)

二刀流どころじゃないポテンシャル! ステーションワゴンに復権の兆しあり!?
2019年7月、日本国内市場向けの車名が「アテンザ」から「MAZDA6」へと変更になった。フルモデルチェンジが伴わない名称変更はレアケースだ

 マツダのフラッグシッブモデルである「MAZDA6」にもステーションワゴンがあることを忘れてはいけない! 3代目アテンザが2019年7月に行ったマイナーチェンジのタイミングに合わせて名称がMAZDA6と変更されたモデルだ。

 パワーユニットは、最高出力156psを発揮する2.0と2.5リッターのガソリンエンジンのSKYACTIV-Gと、2.2リッターのディーゼルターボエンジンのSKYACTIV-D、さらに2.5リッターのガソリンターボエンジン、SKYACTIV-G 2.5T。エンジンの選択肢が広いのが嬉しいポイントだ。

 なかでもSKYACTIV-Gシリーズ初の2.5リッターターボエンジンは最高出力230ps、最大トルクが420Nm(約42.8kgm)とかなりの強心臓。「4.0リッター V8自然吸気ガソリンエンジン並みのトルク」とマツダ自身が表現する通り、リニアで力強い加速感を楽しめる。

 また、車両姿勢制御技術「Gベクタリングコントロールプラス」を標準装備。車両の挙動が不安定になりやすい、高速走行時の車線変更や、雪道などの滑りやすい路面、ワインディングでのコーナリングなどでも安定走行をサポートしてくれる。他にも安全運転支援システムが標準で搭載されている。

 全長4865mm×全幅1840mm×全高1480mmと他のモデルと比較すると少々大ぶりなボディサイズだが、そのぶんラゲッジ容量はリアシートを起こした状態でも506リッター、倒した状態だと1648リッターと大容量!

 実用性だけではなく、走る歓び、高級感を求めたいという人に一押しの上級ステーションワゴンだ。

【画像ギャラリー】活気を取り戻しつつあるステーションワゴンに要注目!(27枚)画像ギャラリー

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