クルマ好きにとって「速さ」は大きな魅力。とはいえ、奥様をはじめとした家族も使うとなれば、コンパクト、取り回しが良い、乗り心地が良い、ラゲッジスペースが大きいといった要素がクルマ選びの上位にランクされてくるのは必然。その反面、捨てなくてはならない要素の上位にくるのは「速さ」だろう。かといって、セカンドカーを持つ余裕はない……。
しかし、あきらめるのはまだ早い! 世の中には速さへの憧れを満たしつつ、家族全員がハッピーになれるクルマがたくさんあるのだ。今回は、そんななかでも特にお薦めしたい、奥様への説得材料も満載の、お買い物カーの皮を被ったちょっ速コンパクトカーを紹介していこう。
文/室井 圭、写真/ダイハツ、トヨタ、日産、マツダ、三菱
【画像ギャラリー】家族全員がハッピーになれる幸福度の高いクルマはこれだ!(30枚)画像ギャラリー見た目10割の奥方も大満足! MAZDA2
見た目良し、走り良し、乗り心地良し、価格良しと何拍子も揃った、家族全員がハッピーになれる一押しのお買い物カーの筆頭はMAZDA2。
奥様への説得材料の筆頭にくるのは、人馬一体を実現するためにシャシー、ボディ、シートの設計に採用された次世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)」だ。特に注目したいのはシート設計。シートに座るだけで脊柱がS字カーブを描くように、骨盤が立った状態をサポートし、理想の運転姿勢を維持できるのだ。
これは運転中に腰痛や肩こりがひどいといった人にも嬉しい設計! また、運転中に姿勢が崩れることがないため、安定したステアリング、ペダル操作が可能となるというメリットもある。
速さを追求するなら、2021年の一部改良で追加された1.5リッター直列4気筒DOHCエンジンを高圧縮化した進化型SKYACTIV-G搭載モデルがお薦めだ。低速域のレスポンスに優れ、アクセルを踏み込むとタイムラグなく加速してくれる。
また、スポーツモード機能が搭載されており、スポーツモードに切り替えてアクセルを踏み込むと、エンジンが5000rpm台あたりまで軽快に吹け上がってくれる。最高出力は110ps、最大トルクは14.5kgmはコンパクトカーのなかではまずまずだが、この数値以上のパワーと加速感を感じることができる。
もちろん、他のグレードでも走りの楽しさは十分に楽しめる。正直、100万、200万円台で買ったクルマには見えない、高級感溢れる美しいスタイリングもMAZDA2の特長。見た目が10割!! という奥様も大満足間違いなしだ。
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