コンパクトカー界の韋駄天! スズキ スイフトスポーツ
お買い物カーの適任として挙げるとしたらスズキ スイフト。しかし、走りにこだわるなら絶対スイフトスポーツを。
ベースのスイフトよりもボディサイズが拡大されていることから3ナンバーとなっているところは少々難ありかもしれないが、全長3890mm×全幅1735mm×全高1500mmと、日産 アクアやノート、ホンダ フィットなどの5ナンバー車とほとんど変わらない数値なので、5ナンバー車感覚で扱える。
居住空間、荷室スペースはスイフトとほぼ変わらないので、デイリーユースとして不便を感じることはないだろう。
最高出力140ps、最大トルク23.5kgmを発揮する1.4リッター直列4気筒直噴ターボエンジンと970kg(6MT)、990kg(AT)という軽量ボディの組み合わせは最強! パワー感、トルク感、レスポンスの良さ、どれをとってもスポーツカー顔負け。背中を押されるような強力な加速感に大満足できるはずだ。
スポーツカー然としたスタイリングではないところも「スポーツカーっぽいスタイルは恥ずかしい」という奥様を持つ人には一押しのハイパーなコンパクトカーだ。
GRじゃなくても十分速いぞ! トヨタ ヤリス
乗用車販売台数不動の1位を獲得し続けているヤリスはやっぱりハズせない。5ナンバーのボディサイズはお買い物グルマとして文句なし。
ここはあえてハイブリッドモデルではなく、新開発の1.5リッター直列3気筒DOHC直噴ガソリン搭載車をお薦めしたい。最大トルクは14.8kgmと、数字的には大きく感じられないが、乗ると数値以上のトルク感を覚える。
車両重量はZが1020kg(2WD)、Gが1000kg(2WD)、Xが990kg(2WD)と、とにかく軽い。Zのパワーウェイトレシオは8.5kg/ps、Gが8.3kg/ps、Xが8.25kg/ps。これはスポーツカーと同等の数値だ。その結果、最高出力120psという数値よりもパワー感覚と加速感を体感できるのだ。
もう一歩……と思うなら、思い切ってGRヤリスを。WRCで培ったノウハウがフィードバックされたGRヤリスの速さは段違い。ボディサイズはノーマルのヤリスより大きく、3ナンバーボディとなってしまうが、街乗りで不便を感じる大きさではない。
ただし、車両価格は456万円~265万円とちょっと高め。ここが街乗りをメインに使用したいという人からすると、難点だが……。
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