■令和のクルマもカローラ無しでは成立しない!
現在も7種の展開があるカローラシリーズ。残念ながらスパシオの切り開いたミニバンの道は消えてしまったが、コンパクト・セダン・ワゴン・SUV・スポーツ・ビジネスという、トヨタ車の各カテゴリーに1台はカローラがあるという状況だ。
昭和には車名とイメージを定着させ、平成では長所を伸ばしながら様々な変化を経験してきた。
ブランドを作りながらも、その価値をいたずらに高めることは無く、常にユーザーの近くに置き続ける。
幾多の失敗を経験しても、そのブランド価値が下がらなかったのは、愛でる対象としてカローラがあり続けたからであろう。
このようにカローラは、ブランドの価値を時代に合わせて変えてきた。時には新人であり、時には親しみのある中間管理職、ある時は高嶺の花にもなっている。
半世紀以上、カローラを支えてきたものは、「変わり続けた」からこそ生まれた「愛」なのかもしれない。
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