別冊ベストカー『Fun to Drive! TOYOTA クラウン SPECIAL』が3月31日(月)に発売となります(税込1500円)。第4のクラウンとなる「エステート」が発売開始になり、大変革を成し遂げた16代目クラウンのフォーメーションが完成しました。それを機に作った「丸ごと1冊クラウンだらけの別冊」です。その本の中から注目記事をピックアップしてお送りします。
文:大音安弘/写真:奥隅圭之
【画像ギャラリー】まるで何かの大会の優勝者になった気分だよ……!!(3枚)画像ギャラリーパレード用だが、本気で開発!

歴代クラウンでは、パレードカーとして使われるオープンカーを製作してきた。最新世代では、第一弾モデルとなったクロスオーバーがベースとなり、2025年1月7日のTHE CROWN東京虎ノ門で初公開された。
同車は、クロスオーバーを象徴するバイトーンボディカラー「ブラック×プレシャスブロンズ」を纏い、内装色には明るい色味の「フロマージュ」を採用。ルーフ部は大胆に取り払われ、後席上部にも着座できるスペースが設けられ、後席座面上に設置する専用足場も用意された。
同車の制作は、技術の伝承を目的に、車両開発と製造の技術者たちの手により、堤工場で行われた。
製作時は、乗員を乗せた状態のビジュアルやオープン化による変更点のデザイン処理など、細部まで美しさに気を配ったという。安全面では、ボディ下部に補強を追加し、必要なボディ剛性を確保している。
本来は、2024年の大相撲優勝パレードでデビューを飾る予定だったが、宮城野親方のリクエストで、急遽、センチュリーオープンカーが誕生したことで見送りに……。この美しいオープンカーの初舞台が、待ち遠しいばかりだ。
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