別冊ベストカー『Fun to Drive! TOYOTA クラウン SPECIAL』が好評発売中です(税込1500円)。いよいよ「エステート」が発売開始になり、改革クラウンのフォーメーションが完成。それを機に作った「丸ごと1冊クラウンだらけの別冊」です。その本の中から注目記事をピックアップしてお送りします。
文:大井貴之・西川 淳/画像:トヨタ
2mを超えるフルフラット空間! 魅惑のスペックでこの一択!! 大井貴之は【エステート】を選ぶ
新生クラウンの第一弾、クロスオーバーのデビュー時。これでパトカーや公用車が務まるのかといらぬ心配をしたが、セダンを見て安心というか納得。とは言っても先代までと同様、自分とは関係ないジャンルのクルマと感じていた。
しかし、スポーツのデビューは衝撃的。クロスオーバー、スポーツ、セダン、エステート。この 4台が同じ苗字を名乗ることに若干の違和感があるものの、グラマラスなバディは本当にこれもクラウンなの? と疑うことを忘れるほどカッコいい。
しかも走りもよければ燃費もバッチリ! ただ愛犬とともに遠出をするにはちょっとサイズが足りないんだよなぁと隣に目を移すと、全長とホイールベースが伸びて、ルーフもちょっと高いエステートが目に入る。
後席を倒すと2mを超えるフルフラット空間が作れますって、魅力的すぎるじゃありませんか。クラウンシリーズの1台を大井家のクルマとするならば、カッコよさと実用性を兼ね備えたエステート一択です。
●次点/スポーツ
セダンをちょいワル風に仕上げるのもアリ!? とも考えたが、似合いそうもないので、スポーツの……PHEVを選びます。
【画像ギャラリー】エステートのトランクは魅力すぎ!! セダンとエステートをギャラリーでチェック(24枚)画像ギャラリー高価でデカい。それでもFRの乗り味は代えがたいものがある! 西川 淳は【セダンHEV】を選ぶ
迷うことなくセダン。いや、ちょっと悩む。というのもセダンは高い。昔でいうところの「クラウンマジェスタ相当」じゃないか。クロスオーバーやスポーツとの価格差がとても気になってしまうし、それにセダンではない2台のほうがデザインは圧倒的に今風だ。
特にスポーツはサイズ的にも普段乗りにはちょうどいい。翻ってセダンは堂々の全長5m超え。それってベンツSクラス(20年前くらいだけど)や、立派にセルシオのサイズだ。
それでも最後にはセダンに決めるだろう。なぜならFRの乗り味は価格差を補ってあまりあるくらい上等だし、インテリアの質感(特に後席まわり)も断然に上。残るはパワートレーンチョイスとなる。
本当はFCEVが欲しい。でも近所に水素ステーションがない。近く(1km以内)にあれば最高なんだけど……(それに100万円ほど高価)。二択だから必然的にHEVに。あとはボディカラーだよなぁ。ほかに比べて選択肢が少ないのが残念。
●次点/エステート
ワゴンとして使える大型SUVは当世主流。デザインもいい。個人的にはセダンをそのままワゴンにしてほしかった!
【画像ギャラリー】エステートのトランクは魅力すぎ!! セダンとエステートをギャラリーでチェック(24枚)画像ギャラリー
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