クルマ好きなら一発でわかるけれど、「ちょっと詳しい」くらいではパッと車名が浮かばないというクルマも多いはず。それでも一台一台には作り手と売り手と買い手の思いが詰まっています。
さまざまな思い出が詰まったクルマに、もう一度スポットライトが当たることを願ってお送りする本企画。車名がわかった方、ぜひSNSで思い出とともに高らかに「いいクルマだった!」とシェアしていただければ幸いです。
文/ベストカーWeb編集部
写真/ホンダ
難易度/★★☆☆☆
【写真ギャラリーで車名を当てろ】何台わかる? 往年の名車、珍車に光を当てよ!!
■正解はこちら!
●正解:ホンダ・インテグラ(2代目/1989-1993)
1985年に「クイントインテグラ」の車名でベルノ店から販売を開始したインテグラ。今回ピックアップしたのは、ホンダ初のVTECエンジンを搭載した1989年登場の2代目です。
「カッコインテグラ」のキャッチコピーを覚えている人も少なくないでしょう。ヘッドライトがリトラから固定式に変更となり、足回りには前後ともにダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用しました。
ホンダ初のVTECエンジン、B16A型は排気量1.6Lで最高出力160ps/最大トルク15.5kgmを発生。同年にインテグラのほかシビックとCR-Xにも搭載され、1989年は平成元年と同時に「VTEC元年」ともいえる年です。
VTECエンジンのメカニズムとしては、バルブの開閉タイミングを制御する2つのカムを1つのピンで串刺しにしたり切り離したりする仕組みとなっており、環境性能と運動性能の両立を図っています。
VTECは2021年登場の新型シビックなどホンダの現行車にも採用されており、登場から30年以上経過した現在もバリバリ現役です。
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