■怒涛の加速力を味わえる300psのミニバン「ホンダ・エリシオン プレステージ」
![100万円台で衝撃の走り! スポーツモデルを[ちぎれる]激速実用車5選](https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2024/12/10174807/elysion_01-600x359.jpg)
アルファードにしてもエルグランドにしても、決して非力なわけではなかった。
しかし、エリシオン プレステージの登場で、両者のオーナーは少なからずとも引け目を感じたのではないだろうか。
2004年にホンダのフラッグシップミニバンとしてデビューしたエリシオン。上級グレードには3リッターV6が搭載され、ミニバンとしては十分な運動性能を備えていた。
ところが、2006年に追加されたエリシオン プレステージでは、さらに排気量の大きい3.5リッターV6を搭載。これはレジェンドと同じエンジンで、最高出力は大台の300psに到達。
もちろん当時のミニバン最強のスペックとなり、大柄なボディを感じさせない怒涛の加速力を味わわせてくれたのだ。
中古車市場では、コンディションにもよるが下は50万円程度からあり、ほぼすべての物件が100万円以下。ただし流通量は少ないので、ボディカラーや走行距離、装備などあまり選り好みする余裕はないだろう。
とはいえ、迫力のルックスと圧巻のパワーは魅力たっぷりだ。
【画像ギャラリー】100万円台で爆速実用車を手に入れる!(20枚)画像ギャラリー■ワゴンなのに激速!? クラウンの異端児「トヨタ・クラウンエステート」
長い歴史を誇るトヨタの高級サルーン、クラウン。
約70年にわたって生産・販売され、これまでにさまざまなモデルが輩出されてきたが、11代目ではクラウンらしからぬ激速モデルが用意された。しかも、セダンだけでなくワゴンにも、だ。
それまでのステーションワゴンから「エステート」に名称を変更した11代目では、ロイヤル系に加えてスポーティグレードのアスリートを設定。
最強のアスリートVには、2.5リッター直6ターボで280psを発揮する1JZ-GTEが搭載された。このエンジンは、ソアラやスープラ、マークIIに採用されたものと同型で、低回転域から豊かなトルクを発生させ、胸のすく加速とワゴンらしからぬ動力性能を実現。
加えて、専用チューンの足回りや大径ブレーキ、前後異サイズタイヤなどを装備し、トータルでのパフォーマンスアップが図られたのである。
こんなクラウンの異端児と言えるエステートだが、中古車市場では高値で推移している。
特にターボは、下は80万円台からあるが上は200万円超もあるほど、今でも高い人気を誇っている。
現行クラウンの最後のバリエーションとして追加されるエステートも、延び延びになっているとはいえ、そう遠くない時期に正式発表されるはず。それゆえ、先代エステートも再び脚光を浴びるかもしれない。
【画像ギャラリー】100万円台で爆速実用車を手に入れる!(20枚)画像ギャラリー■中身はほぼランエボのクロスオーバーモデル「三菱・エアトレック」
1990年代後半から2000年代には、数多くのシティ派SUVやクロスオーバーSUVが登場した。
エアトレックもそのなかの1台で、新しい価値を持つ次世代のクロスオーバーモデルとして2001年に登場した。
もともと走りには定評があったエアトレックだったが、デビュー翌年にはスポーティバージョンのターボRを追加。
このターボR、最大の特徴はなんと言ってもエンジン。
なんと、ランエボに搭載されている4G63ターボをボンネット下に収めてしまったのだ。最高出力こそ240psに抑えられているが、その分低回転域からフラットで扱いやすい特性とし、レスポンスも向上させている。
駆動方式はビスカスLSD付きセンターデフ方式のフルタイム4WDとし、ミッションはINVECS-IIスポーツモード5ATをドッキング。つまり、見た目はSUVながら中身はランエボVIIGT-Aと大差ないのだ。
そんなぶっ飛んだターボRは、現在の中古車市場ではレアな存在。物件数は極めて少ないが、相場は50万円から80万円程度とお手頃。ランエボ譲りの走りをSUVで楽しみたい人はぜひ。
【画像ギャラリー】100万円台で爆速実用車を手に入れる!(20枚)画像ギャラリー




















コメント
コメントの使い方