2023年の登場以来、「デリ丸」の可愛さも相まって瞬く間に人気車となった三菱 デリカミニ。ターボとNA、FFと4WDを揃えるだけに、グレード選びは悩みどころか。ここでは「走り」と「コスパ」それぞれのおすすめグレードを探ってみた。
※本稿は2024年11月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年12月10日号
※Tはターボ、DTはディーゼルターボ、Mはモーターの略称です
■「走り」と「コスパ」それぞれのおすすめグレード
eKクロススペースの後継車として2023年に登場した軽スーパーハイトワゴン。パワーユニットはマイルドハイブリッドを採用する659ccのNAとターボの二本立て。FFと4WDが設定され、4WDにはグリップコントロールを装備。
デリカミニはeKクロススペースの改良版だが、4WDは入念に開発した。タイヤを刷新して最低地上高を160mmに高め、足まわりを柔軟に伸縮させ、走行安定性と乗り心地のバランスもいい。そのため走りで選ぶなら、ターボエンジンを搭載した最上級のTプレミアム4WDだ。
買い得グレードも同様になる。デリカミニは4WDの走破力と上質な走りが魅力だが、車重は1トンに達する。ノーマルエンジンではパワー不足だからターボのTプレミアム4WDになる。
●三菱 デリカミニ主要諸元
全長3395×全幅1475×全高1800mm、0.66L、直3T(64ps/10.0kgm)+M(3.1ps)、21.9km/L(ギア ハイブリッドXZターボ)
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