ただ、価格はそれなりに高価。サルーンもあまり売る気がなかった??
508は高級モデルの価格帯であるものの、どちらかというとデザイン重視のモデルであり、ジャーマン3のようなブランド力、商品力を求めるユーザーとは異なるアプローチのモデル。日本ではデザイン重視のモデルは、SUVが人気の中心になるため、フラッグシップとしてサルーンは導入したものの、ステーションワゴンの導入は見送られたのだろう。
また価格も高い。2024年2月のサルーン導入時の販売価格は、税込み750万8000円。もしステーションワゴンが導入されていたとしたらもっと高い価格になっていたはずだ。そのせいか、導入されたサルーンも、ボディカラーはホワイトとブルーの2色、1グレードでパワートレインもひとつとあまり売る気が感じられなかった。それでも数ヶ月でラインアップから外されるのはあまりにも寂しすぎる。販売台数についてはわからないが、やはりあまり売れていなかったのだろう。
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ステーションワゴンの人気低迷と電動化の流れを考えると、日本導入はあまり期待できないが、新型508SWは、欧州ワゴン勢の中でも存在感のある一台であることは間違いない。実際に、筆者が住むミラノでは、Dセグメント自体あまり多くはないものの、508SWはちらほら見かける。ぜひ日本でも、ステーションワゴンの美しさが再認識される日がきてほしいと思う。
【画像ギャラリー】日本ではもう見られない!?? イケイケ顔の美しいサルーン&ステーションワゴン プジョー「508」(18枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方Peugeotは今の日本で一番勢いのある外車メーカーだと思いますが、それでもセダンは苦戦してしまうんですね。
外装デザインの現代的解釈が欧州車随一で、内装もDSみたいな過剰さや傷付きやすさが無い使いやすさ重視、シート含め質感が高い。
パワートレインがどれも力不足な点以外は、総合力の高い車たちだと思います。ワゴンだけ導入していたら差別化できて売れていたかも?