「2035年の内燃機関禁止」が欧州議会とEU加盟国で合意となったのが、2022年10月のこと。その後、複数の自動車メーカーが、2035年までに100% BEV化することを打ち出してきました。
ただ、2024年に入って、メルセデスをはじめ、自らが立てた目標を撤回する自動車メーカーが登場。ロイター通信が報じた最新事情によると、欧州議会最大の政治団体である欧州人民党(EPP)が、EU上層部に「(2035年の内燃機関禁止の)考えを変えるよう」に圧力をかけているようです。100% BEVにするとしてきた自動車メーカーのいまを調べました。
文:吉川賢一:/写真:NISSAN、TOYOTA、MITSUBISHI、SUBARU、MAZDA、HONDA、Mercedes-BENZ、VOLVO、LEXUS
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コメント
コメントの使い方日本の各メーカーは、これら以上にEVを研究してきた上で、
まだ消費者負担が多すぎる=時期尚早か、層を絞れば自社なら可能=一本化宣言、を発言しているんですよね。
口先だけのものじゃないから、そう簡単に方針撤回しないだけだと思います。
そもそも、そんな軽々しく転換してしまえるのに宣言するなんて、無責任ですよ。この方みたいな捉え方はおかしいと感じます。
企業トップが自分の中で決めていた信念を時代に合わせて変えた、だけなら誉め言葉でもいいのですが
自分の中だけの(今は間違いが実証された)正義を、ユーザーにも他国企業にも押し付けて批判し、脅し、介入材料にさえしたのを
厚顔無恥に掌返しとゴールずらししたのですから、それを褒めるというのは違います。明らかに戯言で現実直視を避けようとしてるだけ